カテゴリー:医薬品と副作用
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薬剤性大腸炎と副作用で話題のロキソニン
ロキソニンの使用上の注意に「薬剤性腸炎の副作用」が追加されたと話題になっているようです。重大な副作用として追加されていますが、副作用は見つかれば追加されるものです。重大な副作用だから危険性が高まったというわけではないので…詳細を見る -
抗うつ剤サインバルタの意外な離脱症状
抗うつ剤のサインバルタは世界的に売り上げの多い薬で、SNRIに分類される新しい薬です。適応症はうつ病以外に心因性疼痛の緩和としても整形外科やペインクリニックなどで使用されています。しかし、病気が治った後に薬を急にやめると…詳細を見る -
離脱症状とリバウンドの違いとは?
医薬分業とはいえ、ドクターショッピングや医薬品の個人輸入代行などによって、欲しい薬が簡単に手に入る状態が続いています。セルフメディケーションが推進されているとはいえ、長期連用が出来ない薬でも数か所の薬局を回ればまとめて入…詳細を見る -
向精神薬と抗精神病薬の違いとは?
抗精神病薬とは主に統合失調症やうつ病などに使われる薬で、ドーパミンの作用を抑えて幻覚や妄想を軽減させることが主な目的で処方されます。それ以外の向精神薬に指定されているものでは、軽い安定剤から鎮痛効果の高い薬まで、整形外科…詳細を見る -
鎮痛剤の効果がない頭痛の治療
頭痛などの痛みの原因が無い場合と、その対処法として鎮痛剤を使わない治療法があります。原因がないのだから鎮痛剤を飲んでも治りません。ここでは鎮痛剤を必要としない頭痛について書いています。 (さらに…)…詳細を見る -
様々な頭痛に対する鎮痛剤や治療法
市販薬では鎮痛効果を期待できない片頭痛・三叉神経痛などは、激痛を伴って日常生活にも支障を来すことがあるものです。新しい治療法や即効性のある治療薬が増えて選択肢が多くなっています。 (さらに…)…詳細を見る -
鎮痛剤の種類と市販薬の選び方
処方薬のNSAIDとは非ステロイド性消炎鎮痛剤のことですが、消炎作用は一時的な軽い炎症に効果がある程度なので、喉や炎症が酷く収まらないときは他の薬に変える必要があります。 処方薬の場合は薬剤師から説明を受けますが、…詳細を見る -
先発品と作用が全く変わらない新しいジェネリック医薬品の登場
従来のジェネリックと全く異なり、溶出速度と効果、成分など全てが先発品と同じオーソライズド・ジェネリック(AG)がすでに販売されています。価格は従来のジェネリックと同等か、先発品の価格との中間くらい。また、先発品より機能的…詳細を見る -
高校で新学習要綱に基づく薬教育始まる。テーマは「医薬品と健康」
2013年から新学習要綱に基づいた「医薬品と健康」のテーマで先発品とジェネリックの違いや薬の承認制度、販売規制などについての学習が始まっています。過去は薬の飲み方などの基本的な知識を身につけるために行っていたものですが、…詳細を見る -
薬で過剰にセロトニンを分泌させて起きる、セロトニン症候群とは?
セロトニンの濃度が上がることで、精神症状の錯乱状態をはじめとした各種症状が出てきます。通常はトリプトファンの摂取により、セロトニン代謝系で小腸で作られるホルモンですが、薬剤として脳内のセロトニン濃度を上げた場合に出てくる…詳細を見る