カテゴリー:代謝異常で起こる病気
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ヨウ素の過剰摂取と甲状腺機能低下症
海に囲まれた日本では、ヨウ素の摂取量は食事から十分な量が取られています。ヨウ素欠乏症は考えにくい日本人が、治療薬やうがい液などからヨウ素を摂ることによって過剰症を引き起こす場合があります。ヨウ素の欠乏だけではなく、過剰に…詳細を見る -
脂肪萎縮症(脂肪ジストロフィー)の症状と新しい治療法
脂肪細胞の中の脂質が減少することは「痩せる」と言いますが、脂肪細胞そのものが無くなってしまう病気が脂肪萎縮症です。脂肪を蓄える場所を失った結果、合併症として糖尿病や脂肪肝、脂質異常症(中性脂肪値の増加)などを発症します。…詳細を見る -
糖尿病特有の細小血管の障害と、血管を介した全身性疾患
糖尿病の合併症が起きる前の段階として、動脈硬化をはじめとして脳血管障害では脳梗塞を多く発症します。眼の新生血管では出血傾向にありますが、他の部分では血糖値の上昇に伴って梗塞が起こりやすくなっています。 (さらに&hell…詳細を見る -
糖尿病性神経障害の症状と悪化防止・予防法など
高血糖が続くことで起きる三大合併症(腎症、網膜症、神経障害)の一つと言われて、最も早期に起きる合併症です。これは血糖値のコントロールを続けることで治る神経症状です。他の合併症と異なって自覚症状があるので改善の余地はあるの…詳細を見る -
糖尿病性腎症の症状と、早期発見のための定期検査の必要性
糖尿病の三大合併症の一つになっている糖尿病性腎症とは、毛細血管からアルブミンが滲出することで糸球体のろ過機能が低下します。そしてネフローゼ症候群が起こり、体内の老廃物の排泄が行われなくなり腎不全へと進行していきます。 (…詳細を見る -
糖尿病白内障の原因と点眼薬による治療
糖尿病白内障という疾患名を2つ並べた安易なネーミングのこの疾患は、糖尿病が原因となって白内障を起こすという合併症で、白内障から糖尿病にはなりません。血液中の血糖値の上昇が持続することによって白内障が起きやすくなります。 …詳細を見る -
糖尿病網膜症の自覚症状の無さと、定期的な眼底検査の必要性
糖尿病が眼の血管に与える悪影響は大きく、糖尿病の三大合併症(糖尿病性腎症・糖尿病性神経障害・糖尿病性網膜症)の一つに分類されています。糖尿病性網膜症が失明の原因として最も多いものでしたが、近年では緑内障に次いで2番目に多…詳細を見る -
糖尿病患者の末梢神経障害と足の痛み
1型糖尿病ではインスリン感受性や食事のタイミングによって血糖値が変化するため、インスリンの自己注射に関しても効き始めまでの時間や効果の持続時間が異なるため、血糖値の管理は難しくなります。血糖値を下げすぎると肥満や低血糖が…詳細を見る -
インスリンの働きを良くする食べ物
インスリンの働きを良くする場合、インスリンの補助的役割として作用する物質、増強作用のある物質、インスリンの受容体に結合する物質の3種類しかありません。シンプルな化合物からホルモンまで考えられるので物質と書いています。女性…詳細を見る -
血糖値を下げる作用のある食物
糖尿病の治療を受けている場合や、血糖値自己測定によって血糖値の自己管理を行っている場合は、インスリンや食事によって血糖値のコントロールを行います。しかし、ストレスやその日の体調によってインスリンの効き方が異なったり、食事…詳細を見る