カテゴリー:食中毒
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砂糖中毒がうつ病や肥満を招く!?
糖分の摂り過ぎが、意外にも依存性があります。その結果ビタミン不足を招き、うつ病やイライラ、倦怠感などの精神症状・身体症状が現れます。タンパク質が糖化すると老化の原因物質が作られて、糖質制限によって逆に太るという妙な事が起…詳細を見る -
山菜中毒を起こすギョウジャニンニク
2016年の山菜取りのシーズンでは、毒草を食べて中毒症状を起こす者が急増。去年の患者数を超える中毒者数で、間違えやすい危険な毒草としてイヌサフランやスイセンなどがありますが、スイセンをニラと間違えて販売されたものを購入者…詳細を見る -
冬以外でも油断できない感染性胃腸炎
感染性胃腸炎の原因となる細菌やウイルスでは、カンピロバクターやロタウイルス、ノロウイルスが主なものです。これらのウイルスによる感染性胃腸炎のピークは冬に多いと言われていますが、感染者数自体は1年を通して病院や保育園・幼稚…詳細を見る -
ヒスタミン中毒はアレルギー反応ではありません
ヒスタミンといえば、アレルギー物質が入ってきたときに、皮膚のマスト細胞から放出されるもので、体内ではヒスチジンから合成されてマスト細胞に貯蔵されます。ヒスタミンは自らの体内で合成されるものが大半を占めており、魚介類ではヒ…詳細を見る -
生食ブームの危険な食べ物、E型肝炎から寄生虫まで
牛のレバー生食が禁止されて以来、生レバーを求める消費者の代用として豚の生レバーを求める人が増えたため、衛生状態の悪い地域に多い「E型肝炎」の患者が急増しています。 (さらに…)…詳細を見る -
ペットボトルの雑菌繁殖、ペットボトルで牛乳を販売しない理由とは?
ペットボトルを開栓して、直接口を付けて飲んだあとにキャップをすればある程度清潔な状態を保てそうに思っていませんか?一度口を付けただけで雑菌の増え方は想像を超えています。冷蔵庫で保存したとしても2~3日が感染して発症しない…詳細を見る -
リステリア食中毒に注意!インフルエンザに似た症状と冬の感染
リステリアという細菌は自然界に広く存在しており、家畜や低温保存の加工食品からヒトが感染するケースが多くなっています。食中毒の症状はインフルエンザに似ていますが、ヒトからヒトへの感染を起こさないのが特徴です。 (さらに&h…詳細を見る -
腸管出血性大腸菌(O-111・O-26・O-157)共通の症状
最近の生食ブームで感染者が急増している腸管出血性大腸菌は、特に生レバー・ユッケなどからの感染が多く、今年は特に死亡者数が増加しています。主に3種類の病原性大腸菌はベロ毒素を産生する点では共通しています。主に食肉加工工場で…詳細を見る -
除去手術が困難な「旋尾線虫感染症」の重症化を防止するために。
旋尾線虫(せんびせんちゅう)とはホタルイカやスルメイカ、ハタハタ、スケトウダラなどの海産物の内臓に寄生して食中毒の原因になっており、過去では北陸地方に限定してホタルイカの生食による感染が多く見られましたが、近年では再び感…詳細を見る -
近年増えてきた生魚に潜んでいる線虫、アニサキスに注意
国内の感染症の中で3番目に多いとされているアニサキスとは、クジラを最終宿主とする線虫で主に冬季に日本近海で捕れる生魚(約180種類)に寄生していることが多くなっています。食後2~3時間を経過すると胃壁や腸に穿入して、刺し…詳細を見る