カテゴリー:女性の病気と妊娠・出産
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ステージⅣの乳がん治療と予後に関して
ニュースキャスター「小林麻央(33)」の乳がんはステージⅢという噂がありますが、ステージⅢの場合は5年生存率が80%以上であり、深刻でもなく悲観する必要がないものです。乳がんは触診で100%判明する病気であり、ステージ確…詳細を見る -
子宮がんの中でも危険な絨毛ガンとは?
絨毛とは胎盤の外部にあり、胎盤の形成に関わっている臓器です。子宮にできるがんの中でも最も悪性度が高く全身に転移しやすく放置すれば1年以内に死亡します。悪性度が高いとはいえ、抗がん剤によって治癒が期待できますが、妊娠中に起…詳細を見る -
帝王切開が増え続ける理由と謎
帝王切開とは母体や胎児に異常がある時など、医学的に問題がある場合に限り腹部と子宮を切開して胎児を取り出すのが一般的ですが、現在では胎児に異常がなくても妊婦の希望だけで簡単に帝王切開が行われる時代になってきました。その背景…詳細を見る -
子宮頸がんの検診率、アメリカ83%・日本23%、知識不足が招く検診率の低下
早期発見により治癒が期待できるがんが日本人の死因の1位になり、3人に1人が癌で亡くなっています。早期発見のための体制が整っているにもかかわらず、女性の患者数は乳がんが最も多く、5位が子宮がんとなっています。子宮頸がんの検…詳細を見る -
出産回数が多いほどリスクが増える病気
女性ホルモンのバランスが悪くなる年齢と時期は、女性の一生の中で4種類があります。思春期と生理前、妊娠時、更年期ですが、思春期と生理前ではエストロゲン(女性ホルモン)が優位になり、妊娠時と更年期ではプロゲステロン(黄体ホル…詳細を見る -
卵巣にできる腫瘍やがん、初期症状がない沈黙の臓器
卵巣に腫瘍ができても自覚症状がないので、定期検診を受けていれば早期発見が可能かもしれないという腫瘍であり、放っておけば良性腫瘍が悪性腫瘍に代わり、気付いた時には卵巣がんが進行しているというケースも考えられます。 (さらに…詳細を見る -
子宮頸がん予防、20代前半からの定期検診で早期治療を!
ヒトパピローマウィルス(HPV)の感染による子宮頸がん。10代後半で少なくとも30%に感染して5~10年後に発病します。早期発見による治癒率は100%ですが、20代の有病者を定期検診で発見する確率は20%前後で、80%に…詳細を見る -
妊娠高血圧症候群、黄体ホルモンが与える悪影響の数々
妊娠高血圧症候群とは過去の妊娠中毒症と微妙に似ています。妊娠中期を過ぎて高血圧と蛋白尿、浮腫(浮腫・週に500g以上の体重増加)の一つ以上あれば妊娠中毒症とよばれていたものが、胎児に蛋白尿と浮腫は影響しないため省かれまし…詳細を見る -
妊婦の12.5%に起きる妊娠糖尿病と、胎児に与える影響
妊娠中に急に血糖値が上がることで糖尿病を発症しやすくなりますが、卵胞刺激ホルモンのエストロゲンの減少と黄体ホルモン、プロゲステロンの血中濃度上昇によって多くの病気を引き起こす原因になります。糖尿病になりやすい原因とは? …詳細を見る -
新生児マススクリーニング(新生児代謝異常等検査)とは?
新生児マススクリーニングとは、治療しないまま放っておくといずれ障害が出る遺伝性の疾患を未然に防ぐための検査で、新生児の先天的な代謝異常を知ることで発症する前に治療を行うというものです。出生前診断ではなく、出生後に行われる…詳細を見る