カテゴリー:感染他
-
コロナウィルスの変異によるSARSとMERS
2012年に中東で発見されて以来、感染力の高い強毒性ウィルスによる中東呼吸器症候群(MERS)。感染拡大が止まらず、WHOによると世界で1139人に感染が確認され感染者は昨年の2.5倍に拡大、東南アジアや欧米にも感染者が…詳細を見る -
人食いバクテリアの感染症の症状と、生死を分ける早期治療
毎年増加している感染者数と、その原因の人食いバクテリア(劇症型溶血性連鎖球菌とビブリオ・バルニフィカス菌)。ありふれたA群溶血性連鎖球菌の中でも劇症化する菌が危険な状態をもたらし、四肢の壊死や多臓器不全に至り30~50%…詳細を見る -
風邪症候群の正しい処置と二次感染予防の必要性
風邪とは呼吸器系の各種症状を表し、急性上気道炎などと呼ばれていますが病気ではありません。医学的には「風邪症候群」という症候名で体の状態を意味します。主に上気道が感染などによって炎症性の症状が出た時を指して、くしゃみ・鼻水…詳細を見る -
デング熱の感染症状や検疫所の扱い、治療や予防法などについて
東南アジアで感染者が増えているデング熱は、ネッタイシマカとヒトスジシマカによって媒介され、2014年8月には日本での感染者が発生しています。国内でデング熱の感染が広がったのは70年ぶりといわれ、代々木公園や新宿御苑でデン…詳細を見る -
結核菌と治療法の多様化と生存率、結核予防法の変化など
結核菌の感染経路としては、ほとんどが空気感染や飛沫感染ですが、稀に食物からも稀に感染します。潜伏期間が長いので、いつどこで感染したということさえ判らないのが普通です。免疫抑制剤の使用が発症の原因になることがありますが、高…詳細を見る -
猫や犬からの感染症と、人間の性格まで変えてしまう原虫
「猫ひっかき病」という妙な病名がありますが、猫を室内で飼うようになり、人間の生活が密接になると、バルトネラ菌が原因菌となり、猫の爪や蚤を介してヒトに感染を起こすことが分かっています。トキソプラズマという原虫の最終的な宿主…詳細を見る -
子供に多い喉の病気、A群β型溶血性レンサ球菌咽頭炎
毎年減少傾向にある感染症の中で、昨年をはるかに上回るペースで患者が増加しているA群β型溶血性連鎖球菌咽頭炎。咽頭炎や膿皮症(喉や皮膚の炎症)が主な症状で、稀に黄色ブドウ球菌が原因の伝染性膿痂疹を発症することもあります。1…詳細を見る