カテゴリー:食道・胃・腸の病気
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慢性的な下痢の原因、炭水化物不耐症とは
慢性的な下痢を初めとした体調不良の原因として、炭水化物の摂り過ぎによる消化不良があります。この消化不良を「炭水化物不耐症」といいますが、同時に「乳糖不耐症」を起こしていることもあります。 (さらに…)…詳細を見る -
腸捻転による腸閉塞と、症状・治療法
腸閉塞とはイレウスとも呼ばれて、通常は完全に腸の内容物が通過しない状態になります。原因としては腸捻転や腸重積をはじめ、癒着やヘルニア、憩室炎、その他が考えられます。症状別では部分閉塞と完全閉塞に分かれて、治療方法は大きく…詳細を見る -
腸重積特有の症状と、紛らわしい感染症
生後3か月~3歳の乳幼児に多い症状で、風邪症候群の症状の一つとして回腸から大腸に移動したところにある、回盲部のリンパ節の腫れが腸重積を招きます。腸重積とは空間を持った腸(メッケル憩室など)や、腸の中に腸が入り込むことで内…詳細を見る -
ガス溜まりによる腹部膨満感やお腹の張り
「なぜか分からないけれど他人よりガスが溜まりやすい」という体質では、おならを我慢すると腹部が張ってきます。括約筋の緩い女性の場合、意に反して出してはいけないところで思わず放出することはよくあるものです。キャリアウーマンが…詳細を見る -
鼠径ヘルニア ~早めの腹腔鏡手術を~
国内の患者数が15万人とも言われる鼠径ヘルニアは、妊娠や加齢、肥満気味の人など、ヘルニアになりやすい人があります。鼠径部の膨らみだけで他に症状がない場合は放置しがちな疾患ですが、急に痛みが出ると緊急手術になることがありま…詳細を見る -
消化管異物、異物誤飲の対処法(乳幼児編)
異物誤飲によって消化管から排出される場合、または摘出の必要がある場合を「消化管異物」といいます。誤飲した物や形状によって処置は異なってきます。乳幼児に多い消化管異物は口に含んでいた時に驚いたり笑ったり、立ち上がるなど急な…詳細を見る -
食道神経症(咽頭喉頭神経症)の検査と原因
ストレスなどの心因性のものが原因になり、食道にけいれんを起こしたり違和感を感じるようになります。しかし検査を行っても喉の機能には異常がありません。けいれんに加えて嘔吐や下痢の症状が消えないので、原因が判明するまでに検査を…詳細を見る -
日本人の飲酒による食道がんのリスクと、新しい治療法
先進国に多いと言われている食道がんは特に日本に多く、男女比では男性の方が6倍ほど多くなっています。原因としては長年にわたって食道が刺激された結果発がんしやすくなるため、50歳以上になれば食道がんのリスクが増えてきます。食…詳細を見る -
潰瘍性大腸炎の患者数の多さと、年齢分布、喫煙との関係の謎
1973年に特定疾患に指定されて以来患者数は毎年増加する一方で、2014年の患者数は17万人に及んでいます。まだ臨床試験の段階とはいえ今年に入って糞便移植が盛んになり、原因不明で治療法のなかった潰瘍性大腸炎が原因不明のま…詳細を見る -
下痢(急性と慢性)の原因と症状、過敏性腸症候群など
下痢の原因は、感染症による一時的な食中毒と言われるもの、水分、脂質の摂り過ぎ、腹部の冷え、消化不良などの急性と慢性に分類されます。特に慢性の場合は原因に悪性の疾患が潜んでいることがあります。 (さらに…)…詳細を見る