アーカイブ:2015年 4月
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食用とされてきた植物の危険性、中枢神経に与える中毒に注意!
今まで食用とされてきた山菜やキノコ類などが、神経症状などの中毒症状を起こすことが増えてきました。食中毒だけでなく柑橘類の薬の増強作用にも注意が必要です。 (さらに…)…詳細を見る -
歯肉炎・歯周病・咬合異常、歯の再生医療の開始
歯肉炎とは歯周組織の中でも歯肉にプラーク(歯垢)が溜まることで歯茎の内側に炎症を起こしやすくなります。歯周ポケットにプラークが溜まりやすい状態であったり、歯ブラシが届かない部分ができると歯周ポケットの中で口内の常在菌が繁…詳細を見る -
言語障害の様々な種類と、時代に即した待遇の変化
言語障害とは一般に知られている発音不明瞭や会話が成立しないなど、会話の内容より発音に注意が向くためコミュニケーションにある程度の支障があるというものが一般的な定義です。言語の聞き取り、理解、処理、発声までの一連の流れのい…詳細を見る -
治る構音障害と、子供の早期発見が必要な難聴性構音障害
構音障害や発声障害、嗄声(かすれ声)など声帯や口内の器質的な発音の障害を意味します。これらは脳の機能的な障害を伴わないため、発音は改善される可能性のあるものです。稀に心因性構音障害もあり、他に機能性構音障害は幼児や小学生…詳細を見る -
強度の近視が進行すると、緑内障や網膜剥離に至る事も!
近視には単純近視と変性近視があり、単純近視は矯正視力が1.0以上で視野が正常な場合であり、変性近視とは、緑内障による視野の欠損が起きたり、黄斑変性網膜剥離による視野の欠損や変形、白内障による霧視などがある場合です。単純近…詳細を見る -
子供のアデノイドや扁桃の必要性、悪化した場合の処置
アデノイドとは咽頭扁桃増殖症や咽頭扁桃を意味する言葉で、少し紛らわしい省略された単語になっています。3歳ごろから肥大していき6歳ごろに最も大きくなりますが、その後は次第に縮小していきます。アデノイドが大きい小児は鼻呼吸が…詳細を見る -
生活習慣から起こる疾患と、予防法としての適度な運動
生活習慣病とは、世界的には(Lifestyle-related disease)「生活習慣が関係している病気」のことですが、日本では「疾患の原因になる、生活習慣が関係した症状」という意味で使われて、生活習慣が招いた症状が…詳細を見る -
乳幼児や小児の急性脳症による意識障害に注意!
急性脳症はインフルエンザウィルス脳症、ヒトヘルペスウィルス脳症、ロタウィルスなどに感染した後に、それが脳で増殖すると中枢神経の障害が起きるというものです。脳に起きた浮腫によって脳圧が上がる事で、突然に意識障害や痙攣の症状…詳細を見る -
乳幼児や小児の脳性麻痺の原因と機能別分類、保障制度など
脳性麻痺とは、出産前から出産後4週間までに、頭部への外傷を含め障害を起こした時など、母体を通して受けた脳へのダメージによる麻痺が後遺症として残ったものです。具体的な原因としては、分娩時の外傷や、出生時と出生後の酸素欠乏に…詳細を見る -
性格の問題と思われやすい社交不安障害と、治療の必要性
人前に出ると妙に緊張感や不安感が大きくなってしまうというのは割と普通に見られることで、それ自体は病気ではないのですが、最近になって目立つようになってきた社交不安障害(Social Anxiety Disorder:SAD…詳細を見る