アーカイブ:2015年 6月
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血友病の重症度検査の必要性、倫理的な問題を抱える遺伝子検査
血友病とは、遺伝子の異常が原因となり血液凝固因子の欠損または機能低下を起こすことが原因となる出血性の疾患のことです。止血機能が低下すると関節内での出血が止まらなくなり、後遺症が残ります。 (さらに…)…詳細を見る -
意外と知られていない、睡眠時間と睡眠の質による生活習慣病の悪化
短すぎる睡眠は生活習慣病の危険を高めるという統計結果が、各国の信頼すべき筋から出されています。睡眠時間が短いとインスリンの感受性が悪くなって糖尿病のリスクが増すだけでなく、記憶力の低下や脂質異常症など、生活習慣病のほとん…詳細を見る -
悪性リンパ腫と、病院によって異なる医療の質
血液中のリンパ球ががん化すると悪性リンパ腫と呼ばれます。リンパ腫に良性がないのでわざわざ悪性リンパ腫といいますが、意外と治りやすい病気で予後は悪くありません。白血病と同じようにリンパ球が悪性腫瘍としてリンパ節で増殖を起こ…詳細を見る -
免疫細胞「好中球」の重要性と、好中球減少症の対策
好中球は白血球の成分で、免疫細胞の一つとして60%以上を占めています。ウィルスや細菌、真菌を貧食して膿となって外部に排出します。感染や薬剤などが原因で減少することがありますが、血液0.001mlあたり2000個以下になる…詳細を見る -
前頭側頭型認知症 ~症状悪化を気にしないマイペースな認知症~
前頭側頭型認知症(FTD)とは、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症に次いで3番目に多い認知症です。年齢に関係なく発症するので、若年性認知症にも似ているところもありますが、発症原因が不明のため難病指定されている認知症で…詳細を見る -
脳血管性認知症 ~自分の症状悪化に悲観する認知症患者~
脳の血管に障害が起きた時に突然認知症になってしまうという脳血管性認知症。突然できた脳梗塞や脳出血によって後遺症が残った場合に認知症の症状を呈することがあり、アルツハイマー型認知症に次いで2番目に多いものです。アルツハイマ…詳細を見る -
急性胃拡張の原因と、意外と知られていない危険度
食べ過ぎによる腹部膨満感とは違い、胃の筋肉が麻痺することで胃から食物を腸に押し出す事が出来なくなります。そして、胃に溜まって行きどころがなくなると、嘔吐や脱水症状やショック症状を起こす事のある危険な病気です。急性の腹部膨…詳細を見る -
胃下垂(機能性胃腸症) ~デメリットが多いやせ方~
胃が定位置より下がって、へその辺りまで下がるとお腹がでてしまいます。酷い人では骨盤まで下がることもあります。胃の上部の位置に変化はないので、胃が伸びただけであって異常ではありません。レントゲンを撮るときには胃が写らないと…詳細を見る -
多重人格(解離性同一性障害)の憂鬱と葛藤
通常の会話で「おまえ、二重人格じゃないの?」などと冗談交じりで話す事があります。この前と言っていたことが違うとか、テンションが違う、言う事がころころ変わる、気分が代わるなどというのは一般の範囲内での普通の人間に見られる違…詳細を見る -
書痙(しょけい)のイライラした苦痛
文字を書き続くことが難しくなる障害で、文字を書こうとするときや書いている時に手の震えを感じて書くことが出来なくなります。文字を書くことを職業にしている人が発病することが多く職業病の一つといわれています。 (さらに&hel…詳細を見る