アーカイブ:2015年 12月
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リフィル処方箋の是非と門内薬局容認について
リフィル処方箋とは、一度処方箋を発行されると複数回にわたって調剤薬局で使える処方箋のことで、医療先進国ではドイツと日本以外で導入されています。メリットは病院に行かなくて済むだけでなく、再診料や処方箋料が不要になることも患…詳細を見る -
アレルギー反応とアレルゲン免疫療法
近年増加中のアレルギー患者。アレルギーの原因物質となるアレルゲンは花粉やダニ、ハウスダスト 7が主なものでしたが、化学物質に対するアトピー性皮膚炎や、特定の医薬品に対するアレルギーなども出てきました。子供の場合は学校給…詳細を見る -
医療機関受診の際は喘息の自己申告をお忘れなく
アスピリン喘息とはNSAID(非ステロイド性消炎鎮痛剤)による急激な喘息発作のことで、市販されているNSAIDにはボルタレン、ロキソニン、イブプロフェン、アスピリンなどの消炎作用のある鎮痛剤が原因で起きる喘息はアスピリン…詳細を見る -
介護を頑張るほど増加する「介護うつ」の犠牲者
高齢化社会の日本では予防介護と称して地域包括支援センターが全国に作られていますが、自治体レベルでは介護保険の対象になる要介護や要支援の老人を増やさない方向であり、介護保険料を支払いながら何の支援も介護も受けられない老人が…詳細を見る -
日常的に危険のある「腓骨神経麻痺」とは?
膝の外側に出っ張っている腓骨頭から出ているのが腓骨神経で、その上の坐骨神経から2本の腓骨神経が枝分かれしています。足を組んだ時につま先まで痺れを感じる原因になるのが腓骨神経で、ふくらはぎの裏から足の甲にかけて斜めに走って…詳細を見る -
アルコール性神経障害の深刻な症状
この時期に起こりやすいのがアルコール性神経障害であり、原因としてはアルコールの毒性ではなく、食事を摂らずにアルコールを飲むとアルコール分解の際にビタミンB1が消費されるので、結果的にビタミンB1不足になって末梢神経に障害…詳細を見る -
不随意運動を起こす疾患と症状
不随意運動といっても不随意筋の運動ではなく、随意筋が自分の意思と関係なく不随意運動が起きることで日常生活に支障が出るだけでなく、周りから奇異の目で見られることがあります。周りのお母さんが子供に対して「あまり見てはいけませ…詳細を見る -
2型糖尿病治療薬(メトホルミン)で寿命が20年延びる!
◇60年前から使用されている糖尿病薬とは? わずか1日80円の糖尿病薬が、人の寿命を120歳まで延ばすことができる。これまで60年近くにわたって処方されてきた糖尿病の薬「メトホルミン塩酸塩」にがん抑制効果があり、寿命を…詳細を見る -
睡眠時無呼吸症候群(SAS)が引き起こす大惨事や交通事故
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状があると日中の眠気や判断力、集中力が低下するだけでなく、居眠り運転による交通事故が5倍~7倍に増加します。居眠り運転事故の場合はSASの自覚の有無が大きな問題になり、自覚がない場合には無…詳細を見る -
成人の消化管異物 危険なPTPシートの誤飲
消化管異物は小児が70%を占めていますが、経過としては小児も成人も同じで自然排泄が多くなっています。緊急手術や開腹手術を行うことは少ないとはいえ、成人の場合は精神疾患以外ではとんでもない異物を意図的に飲み込むことがあり、…詳細を見る