アーカイブ:2016年 1月
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日本でもジカ熱輸入により感染拡大を起こす可能性
世界保健機構(WHO)によると、先天的に頭が小さい小頭症を引き起こす「ジカ熱」の拡大が懸念され、ブラジルをはじめとしたアメリカ大陸で感染が広がっていますが、中南米だけで400万人規模の大流行が予想されており、日本に輸入さ…詳細を見る -
ガス溜まりによる腹部膨満感やお腹の張り
「なぜか分からないけれど他人よりガスが溜まりやすい」という体質では、おならを我慢すると腹部が張ってきます。括約筋の緩い女性の場合、意に反して出してはいけないところで思わず放出することはよくあるものです。キャリアウーマンが…詳細を見る -
視力1.0未満の小学生が30%を超えて過去最高に。
学校保健統計によると、2015年の時点で裸眼視力1.0未満の割合が、小学生では過去最高の30.9%を超えてさらに増加中です。中学校では54%、高校では63.8%という結果です。原因は特定されていませんが、スマホよりもゲー…詳細を見る -
加齢と記憶力の低下は無関係という説
加齢とともに脳の機能が低下すると、記銘力や想起力といった記憶に関する能力が低下するというのはこれまでの常識でした。しかし、脳年齢というものはなく、他の原因が無い限り記憶力は低下しないことが明らかになっています。 (さらに…詳細を見る -
誤診の多い「肺アスペルギルス症」の診断と治療
真菌(カビ)の感染といえば、水虫の白癬菌やカンジダ菌などが良く知られているもので、皮膚に感染するので表在性真菌症と言われています。真菌感染症の中で最も多いものはアスペルギルス症で、認知度の低い真菌ですが、全ての真菌の中で…詳細を見る -
心原性ショックの応急処置の難しさ
ショック症状とは臓器や主要組織の循環血液量の減少によるもので、敗血症性ショックやアレルギーによるアナフィラキシーショック、出血性ショック、その他多くの種類があり、症状としては臓器の活動低下や停止など共通したものがあります…詳細を見る -
心筋症(肥大型心筋症)の概要と治療法
肥大型心筋症(HCM)は拡張型心筋症と異なり、心臓の負担や血液の吐出量に関係なく心室壁の肥厚を起こします。先天性と後天性の両方があり、先天性の全てと後天性のほとんどは遺伝子の異常を受け継いでいます。遺伝的ではない後天性の…詳細を見る -
心筋症(拡張型心筋症.)の概要と治療法
癌が出来ることのない心臓は、そのほとんどを心筋が占めて単体で動いている器官です。タフな臓器のようでも、ストレスや高血圧・負荷の大きさなどから多くの疾患が起こります。心筋症もそのうちの一つで、従来は原因不明となっていました…詳細を見る -
心不全防止のための手段と生活習慣改善
血管を持つ哺乳類のヒトは、ほとんどの疾患に血管の質が影響します。血管の疾患が影響すると急性心不全や慢性心不全が起こり、血液の循環が悪くなると慢性的に悪循環が続くことになります。その意味では血管の柔軟さと拡張性を上げるため…詳細を見る -
ヒスタミン中毒はアレルギー反応ではありません
ヒスタミンといえば、アレルギー物質が入ってきたときに、皮膚のマスト細胞から放出されるもので、体内ではヒスチジンから合成されてマスト細胞に貯蔵されます。ヒスタミンは自らの体内で合成されるものが大半を占めており、魚介類ではヒ…詳細を見る