アーカイブ:2016年 7月
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夏に思わぬ危険を招く乾燥溺水とは?
ニュース性の高そうな、乾燥溺死(Dry Drowning)という言葉が急に知られるようになったようです。アメリカで5歳の子供の犠牲者が出たことでニュースになっていますが、プールから帰宅後の少年がベッドの上で死亡したことで…詳細を見る -
砂糖中毒がうつ病や肥満を招く!?
糖分の摂り過ぎが、意外にも依存性があります。その結果ビタミン不足を招き、うつ病やイライラ、倦怠感などの精神症状・身体症状が現れます。タンパク質が糖化すると老化の原因物質が作られて、糖質制限によって逆に太るという妙な事が起…詳細を見る -
認知症患者の待遇と治療薬の問題
厚労省が2015年に改正を行った「新オレンジプラン」では、認知症のサポートをしながら患者減少に取り組むというものですが、認知症の高齢者に対する訪問介護がありません。また、近年になって認知症の薬の選択が可能になっていますが…詳細を見る -
認知症患者が病院に行かない理由
認知症の初期症状の段階では、記憶力の低下を自覚しているものです。認知症の患者本人は自分の症状の進行に不安を感じていますが、認知症を認めて治療を受ける事にも不安と抵抗があります。悪化すると自覚がなくなり「自分は病気ではない…詳細を見る -
前頭側頭型認知症の症状と脳科学
前頭葉・側頭葉が萎縮して機能しなくなると、人格の変化や異常行動を起こすようになり、状況の把握や理性的な思考ができないまま同じ行動を繰り返します。ピック小体が存在すると若年性認知症といわれ、この部分に影響を受けるため、意味…詳細を見る -
脳血管性認知症の特徴と、処方薬の注意点
多発性脳梗塞や脳出血、脳の血流、その他の疾患が原因になります。記憶障害や認知機能の低下が起きると認知症と同じ症状が現れますが、そのパターンはレビー小体型認知症と似ている部分があり、認知機能や気分の変動が起こります。脳の血…詳細を見る -
レビー小体型認知症の診断の必要性
レビー小体型認知症の特徴は、レビー小体というタンパクが脳幹や大脳皮質に集まり、幻視を主とした精神症状が初期に現れるため、家族や周辺の者の対応が特に難しい認知症です。2014年にレビー小体型認知症に適応になったアリセプトに…詳細を見る -
アルツハイマー型認知症の新情報
アルツハイマー型認知症(以下、アルツハイマー病)は、神経細胞の破壊によって記憶がまとめて抜け落ちることがあるため、軽症の患者と家族にとっては治療薬が期待できないとしても、何らかの悪化防止策がないものかと不安感を募らせてい…詳細を見る -
認知症の症状と原因疾患による新分類
認知症の最も特徴的な症状は、神経細胞の減少が原因となり記憶力障害が顕著であり、見当識の異常や、認知機能障害による特徴的な症状が現れるという共通した症状があります。老化に伴う生理現象としての記憶力減退とは異なり、脳機能の低…詳細を見る -
認知症の診断と新しい予防支援策
認知症とは認知障害の一つに分類される精神疾患であり、記憶力、理解力、学習能力に障害のある症状として、せん妄、認知症、健忘に分かれますが、その一つの特徴的な症状として認知症が位置づけられています。最初は加齢に伴う記憶力の低…詳細を見る