アーカイブ:2017年 1月
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抗インフルエンザ薬と異常行動の因果関係
抗インフルエンザ薬として2種類の飲み薬と2種類の吸入薬、1種類の点滴薬を含めて5種類の薬があります。最近では耐性菌が増えたため、世界的に使用されなくなったタミフルですが、日本では相変わらず処方されています。タミフルの副作…詳細を見る -
インフルエンザの検査キットを使わない理由と誤診
11月~2月の流行時期には、開業医でも1日に10人以上のインフルエンザの患者の診察を行っています。その経験上インフルエンザは問診でわかるので検査は不要という医師が多いようです。38℃~40℃以上の高熱が続き、倦怠感、悪寒…詳細を見る -
歯の再生医療、現在と将来的に可能な方法
再生医療とは、多機能幹細胞(ES細胞・iPS細胞)と、組織幹細胞(体内に存在する幹細胞)を使い、体外で作る場合と体内で作る方法があります。歯を埋め込むための上顎と下顎の骨の再生医療は始まっています。自分の歯の細胞を利用し…詳細を見る -
インフルエンザの流行と二塩化炭素の販売数増加!?
2017年1月9日~15日の1週間の集計では、医療機関を受診したインフルエンザ患者が99万人を超えています。1月8日までの前週の集計では81万人なので、ピークはまだ先になりそうです。2016年の流行は例年より1カ月半ほど…詳細を見る -
レーシックの不評、術例9割減の原因とは?
レーシックが普及して久しい現在、2008年の45万例のレーシック手術が2012年では20万例、2014年の統計では5万例に激減しています。レーシックを推進している眼科によると、手術例が減少した理由として「過去に起きた角膜…詳細を見る -
トリアージの種類と、症状別分類の基準
トリアージと言えば、大規模災害の医療現場などで治療を行う際の優先順位を決めるためのタグのことで、START法(Simple Triage and Rapid Treatment)が使われ、日本では全国統一のトリアージタグ…詳細を見る -
自己免疫性膵炎(IgG4関連疾患)
自己免疫性膵炎(AIP)といえば1型糖尿病を連想するかもしれません。IgG4関連疾患としての自己免疫性膵炎の場合は、1型、2型を問わず糖尿病の合併症として起こります。IgG4関連疾患とは、膵臓を含めたほとんどの内臓に腫瘍…詳細を見る -
肺化膿症の症状に合わせた治療
この時期に肺炎や結核と間違えやすい肺化膿症の初期症状があります。肺炎より悪性で細菌感染により肺に膿が溜まるのが特徴です。症状が進行すると胸痛や呼吸困難を起こすようになります。症状が進行して胸部X腺で判明したものの抗生物質…詳細を見る -
ステージⅣの乳がん治療と予後に関して
ニュースキャスター「小林麻央(33)」の乳がんはステージⅢという噂がありますが、ステージⅢの場合は5年生存率が80%以上であり、深刻でもなく悲観する必要がないものです。乳がんは触診で100%判明する病気であり、ステージ確…詳細を見る -
インフルエンザとサイトカインストーム
インフルエンザが健康的な若年層に多い原因としてサイトカインストームが考えられています。サイトカインとは免疫細胞から放出され、主に免疫に関する情報伝達物質のことであり、数百種類に及ぶサイトカインが白血球などの免疫細胞から発…詳細を見る