うつ病の傾向をチェック ~うつ検査キットで自分を知る~

kazoku

ストレスを受ける事が多い現代社会の中で、本人の自覚もなく、ある日突然発症するうつ病。些細なきっかけで発病しても、一度発病してしまうと治療は長期間にわたってしまいます。仕事に追われる日々から解放されても、次は面倒な通院や投薬の副作用との闘いになります。現代病でもあるうつ病は社会的コンセンサスを得られているだけに、障害年金の給付対象となり、生活に支障が起きないために社会復帰から次第に遠のいていくのが現状のようです。

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ーうつ病を未然に防ぐ必要性ー

うつ病は発病してしまうと、本人の苦痛があっても周りから見てわかりにくい場合や、本人のうつの自覚がないにも関わらす、周りから様子が変だと指摘を受けることがありますが、どちらにしても本人は苦しいものです。

社会的コンセンサスが得られていても、うつ病の患者にかける言葉や態度によって症状を悪化させたりするため、言葉を選ぶのも大変です。できればうつ病の患者とは関わりたくないというのが本音でしょう。うつ病患者の家族でさえも精神的な負担は大きなものです。

「苦痛は分かってあげたいけれど、対応にも限界がある」というのが、うつ病患者の周りにいる者の本音です。抑うつ状態であったり、常にストレスを感じている生活で、心身症や心気症などの自律神経の不調を感じている人は、うつ病予防のためにも一度心療内科の診察を受けて、自らのうつの傾向を知っておく必要があります。

ーうつの傾向を知って自ら対処するー

従来は血液検査によってコルチゾールの血中濃度を数値化して、うつ病の素因や、うつの重症度の指標にしていました。最近では「うつ病診断キット」と言われるものが病院で扱われるようになってきました。

人間はストレスを感じた時に、コルチゾールという糖質ステロイド(ストレスホルモン)を分泌します。ある一定のプレッシャーをストレスに感じないタイプの人であれば、ストレスホルモンはほとんど分泌されませんが、ストレス耐性が極端に少ない人の場合は、同じプレッシャーでも極端に大きな出来事と捉えてしまいストレスを回避しようと考えます。

ストレスを減らそうとする行為が最も大きなストレスになるので、結果的にストレスホルモンのコルチゾールが多く分泌されて唾液中に含まれることになります。

この検査だけでうつ病の確定診断が行えるわけではありませんが、検査結果を診察時に医師が参考にしながらうつの傾向があると判断します。適応障害や社交性不安障害などの似ている病気を除外すれば、うつ病の可能性が高いということになります。

抑うつや鬱などの症状が無い場合、適応症がないので本来は自費扱いになるという病院も一部にあります。しかし、健康な人の憂鬱な気分だけであっても、医療の現場では鬱病の一部として扱われるのが一般的なので、保険適応(3割負担で1,500円程度)になります。

※厚生労働省が2009年に先進医療として承認した「光トポグラフィー」を使い、脳の血流の変化を測定することで、うつ状態の鑑別診断の補助的役割を果たすことは可能です。こちらは気分障害があるなどの一定の基準を満たしていない場合は対象外になります。(鬱傾向の指標にはなりません)

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