医学会の対立を招く「こむら返り」に隠れた致命的な疾患!

kensa

タイトルがちょっと変ですが、「こむら返り」の足がつるとも言われるこの症状は何でしょう?致命的な疾患とは?睡眠医学では腓腹筋攣縮と言われて、腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)に起こる痙攣の収縮状態を指します。運動生理学では単に筋けいれんといいます。あまり聞かない表現では「足首がつる」と言う人もいますが、筋肉があればどの部分でも攣(つ)ります。足首でも足の指でも筋肉があれば攣ったような状態になる事はあります。

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ー運動中などに起こる場合ー

主に激しい運動時にふくらはぎがつることは多く見かけます。つるというのは筋肉が持続的に収縮した状態で、痛いけれど表情は笑っているという光景を目にします。目にするだけでなく、誰にでもこのような経験はあります。スポーツの場合はウォーミングアップをしないで突然筋肉を伸ばすと、高確率で症状が再現されます。

また、ある程度歳を取ってもそれを自覚せず、筋力が落ちているにも関わらず普段はあまり使っていない筋肉を無理に使った場合もつります。他には何気ない日常生活の中でも経験があると思いますが、職場などで高い所にある書類を取ろうと手を伸ばしながらつま先立ちをすると、太ももから足の指先までがぴーんと張って痛みが走ります。

この時の状態としては、太腿の筋肉は収縮した状態で固定された形になっています。腱が伸びて筋肉が収縮した状態です。対処法としては、つった時の逆の状態にします。つま先を持って手前に引くと腓腹筋が伸びて次第に痛みは無くなっていきます。これも経験的に誰もが分かっていることです。

誰でもわかっていることですが、このストレッチを行わない場合は何度も繰り返すようになります。慢性的に筋肉が硬い状態になり、肉離れを起こす事もあります。

ー就寝中に起こるこむら返りー

安静にしているにも関わらず、夜中に突然ふくらはぎがつって痛むことはありませんか?ありますね。この現象というか病態を「睡眠関連下肢こむら返り」と言います。「睡眠時腓腹筋攣縮」と言わないのは、整形外科学会と臨床睡眠医学会と運動生理学会の対立でしょうか。

日中の運動の疲れが取れないまま眠ってしまうと、疲労物質の乳酸が筋肉に残ったまま分解されずに残っていることがあります。クエン酸を含んだ飲み物でも飲んでゆっくり休みましょう。

という結論で終わればいいのですが、国営放送のネタ切れ番組によると、何やら隠れた危険が潜んでいるようです。こむら返りに潜む危険とは?

ーこむら返りに隠れた危険ー

それは「閉塞性動脈硬化症」だという指摘です。脳卒中や心筋梗塞にもつながる病気で、最悪の場合下肢の切断に至るという極端な話です。治療法としては下肢動脈のバイパス手術を行うとのこと。

下肢の動脈に起きる閉塞性の動脈硬化のため壊死に至ると足を切断するとはいえ、それまでに初期症状の痺れや冷感があります。危険なサインとして間欠性跛行や痛みなどの自覚症状があるので放置しておく人はいません。神経の疲れによって間欠性跛行が起きるので、その状態ではまだ神経は正常です。糖尿病の神経障害があるとしても、ふくらはぎの前に足首から先の末梢神経が壊死します。

そして、動脈硬化によって梗塞を起こす時には激痛を伴うものです。下肢の動脈硬化からなぜ心筋梗塞が起きるのか?という指摘をしても意味はないですが、「隠れた危険」という表現には程遠く、何も隠れていません。

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