セルフメディケーションのすすめと自己管理能力の向上

isya3

セルフメディケーションは、WHOによると「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義されています。生活習慣病を代表とする疾患において、服薬などの自己管理能力を向上させることで、自分の健康と服薬を自身で管理しながら健康に生きる事を目指しています。

スポンサードリンク



◇薬の知識を身につける

セルフメディケーションでは自分の体調から判断して、適切な薬を選択しながら自分で病気を治していきます。その上で必要になってくるのが医療や薬の知識です。また、医療機関で受診する手間と時間を省くことや、保険診療の際の医療費削減も目的としていますが、素人判断では危険な疾患を見逃す事も考えられるので、軽度な身体の不調に限定されます。

現在ではステロイドの吸入やアドレナリンの自己注射、インスリンの自己注射などもその一部に含まれるという考え方もあり、これらを通じて健康管理の習慣を身に着けて実践することも必要になってきます。病気や薬に対する正しい知識を身につけながら健康予防を行いますが、薬の調達方法としてOTC医薬品を利用することになっています。

◇薬剤師やメーカーに質問

薬局で販売員や薬剤師の説明を聞きながら症状にあった薬を買い求めることで適正な使用方法がわかります。ドラッグストアでは機能性食品の見極め方が身に付きます。市販薬を服用した際には薬の記録をつけることも大切です。副作用があった場合はそれを提示して薬を購入した薬局で聞くこともできます。そして、医薬品メーカーの相談室では電話で相談すると答えてくれます。

臨床検査技師法の改正により、ドラッグストアではワンコインで血液1滴から簡易血液検査を受ける事もできるようになったため、定期的な健康チェックも自分で行うことが可能です。3時間待ち3分診療という医師の負担が増えてきた現在では自己管理の必要性も増えてきています。

◇安いジェネリックを購入

最大の利点は、医薬品のネット販売が合法になった今では、以前に薬を処方された場合はネットでジェネリックを購入することで10分の1~100分の1の薬代で済むということです。国保など国の負担を減らして医師の過労を緩和するための自己管理なので、安い医薬品をネットで購入したり代替医療の利用も必要です。

アレルギー関連25品目など、需要の多い医薬品に限ってネット販売が3年間延期になりましたが、2人に1人はアレルギー疾患を持っているため抗アレルギー薬の需要は大きいことから、実質的には国内での販売を増やすための措置です。

慢性鼻炎や気管支・皮膚アレルギーなど、有効な治療法がなく薬に頼るしか方法がないのが現状で、セルフメディケーションに最も必要な抗アレルギー薬です。これを薬局で買うとしても3割負担よりはるかに高くなります。当然ジェネリックも買えません。結局、耳鼻咽喉科に通って抗ヒスタミン剤やロイコトリエン拮抗剤を処方してもらう事になります。

ということで、自宅でできるセルフメディケーションの肝心な部分は、耳鼻咽喉科の順番待ちをしながら調剤薬局で高い薬を買わされることになります。耳鼻科は流行っているところでは6時間待ちもあるくらいで、さらに医師の負担を増やす事になります。本来のセルフメディケーションからは逆行しているような、医薬品のネット販売延期措置です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサードリンク







関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

お役に立てたらいいね!

ページ上部へ戻る