糖尿病の食事療法とカロリー制限

tounyoukarori-seigen

糖尿病の治療は食事療法が基本になります。その次に薬や注射によるインスリン補充が行われるので、食事療法が治療の一部になります。通院しながら運動状態と血糖値を把握してもらい、血糖値コントロールのためのプログラムの一つとして運動目標と食事の仕方などを指導されます。

スポンサードリンク



ー食事療法とカロリー制限の指導ー

体脂肪率や標準体重から適正摂取カロリーを計算して、1日の適正カロリーが算出されます。運動をしない場合はその数値がカロリー制限値になります。食事療法だけでも膨大な情報量になるので、患者としては食事の仕方、カロリー制限、運動量との関係やインスリンの注射量など、少なくともそれだけは知っておく必要があります。食事の仕方に関しても糖分を摂取するときは液体よりも個体で体内に取り入れる、などの細かい通院による生活指導が行われます。

ー1型糖尿病には欠かせない血糖値管理ー

インスリンがまったく分泌されない1型糖尿病の場合は厳密な食事と運動の管理が必要になります。規則正しく決まった時間に決まった量の食事をすれば、あとは血糖値の把握を含めた血糖値管理を行って日常生活を送ることができます。デスクワークも可能で、学校生活にも支障が出るわけではありません。

1型糖尿病と2型糖尿病の違いや、インスリン抵抗性の問題、臓器によって異なるインスリン感受性、委縮していくβ細胞インスリンの分泌状態、肝臓でのインスリン分泌量のコントロールがどこまでできているか、などの関係してくる要素が多すぎるため、そのあたりは定期検査で病院側に把握してもらう必要があります。女性の場合はエストロゲンの分泌低下によってインスリン抵抗性の上昇、プロゲステロンの分泌量増加によるインスリン感受性の低下も関係してきます。

ー新薬ビクトーザのメリットとデメリットー

2型糖尿病の場合は、ある程度膵臓のβ細胞が残っているため、ビクトーザ(一般名:リラグルチド)を1日1回注射するだけで、血糖値コントロールは楽になり、食事にも神経質になることもなく生活できるようになります。食事を摂るとGLP-1(インクレチン)というホルモンが放出されて膵臓のβ細胞の受容体に作用してインスリンの分泌が促進される作用に目を付けた注射薬です。

従来の糖尿病治療薬は肥満を起こしやすいという副作用がありましたが、新薬ビクトーザの登場によってそれを改善させて、脳に悪影響を及ぼす低血糖も起こしにくくなります。インスリン過多から低血糖のリスクを減らして、認知障害を起こさせないという作用もありますが、糖尿病治療薬との併用では低血糖のリスクが増えることもあるので要注意です。副作用としては吐き気や下痢などがあり、そのあたりはメリットを考えるとリスクマネジメントにおいて除外しても問題ない点かと思います。

食事に神経質になることもなく日常生活を送ることができるという意味では画期的な薬とも言えますが、最終的な治療としてiPS細胞やES細胞を使った治療が行われることで、制限のない生活を送ることができるというのも、それほど先の話ではないでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサードリンク







関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

お役に立てたらいいね!

ページ上部へ戻る