虫歯と歯髄バンク ~生まれ変わる第2の永久歯~

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乳歯が受けたら捨ててしまう人は、まだいるのでしょうか?今では歯髄バンクで抜けた乳歯の歯髄を保管しておくと、再生医療で自分の第2の永久歯を作り直せる時代です。成人であれば親知らずの歯髄を保存することができます。

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◇すでに始まっている再生医療

自分の歯の歯髄から再生すると根元の神経まで復元されて、それを使って永久歯が取り戻せるという時代になってきました。歯髄バンクで保管しておけば自分だけでなく親族に適合する確率も高くなります。母子の間では100%適合します。他人であれば適合する確率は10万分の1~100万分の1という低確率になります。骨髄バンクのHLAタイプと同じで、他人には適合しないというものです。

歯を作ったのはいいけれど、歯周病で歯槽骨が溶けてしまった、とか、歯を失ったままで歯槽骨が吸収されて無くなったということはよくあります。こうなると再生医療も役に立たないと思われるかもしれません。

土台が減ってしまってインプラントも無理という場合、今まででは顎の骨を移植するという外科手術が行われてきました。しかし、現在ではそれも不要になっています。顎の骨の再生医療は始まっているので、土台の再生は簡単に行われます。

◇土台の顎の骨がないっ!

歯を失った場合、10年間で1センチほど歯槽骨が減っていきます。歯の土台になる歯槽骨が不足していれば再生歯どころかインプラントの移植もできませんでした。しかし、現在では歯槽骨を培養して埋め込むことが可能になっています。今では大学病院ではなく、普通の歯科でも外注で行っています。

歯髄バンクに自分の歯髄を保管してもらうと1本あたり30万円かかります。それから歯を再生するとどれだけの費用がかかるかわかりませんが、歯髄バンクで乳歯を保管してもらっているという人は少ないかもしれません。そこで現実的な話としてインプラントの方が安いので、歯の受け側の歯槽骨を再生してインプラントが無難でしょう。

顎の骨からの再生医療で全ての歯を再生する。というのが最終的な目的として再生医療の研究が行われていますが、現段階では犬の歯を顎の骨から再生した程度です。ヒトに適応になるまでに時間がかかりそうなので、インプラントで妥協ということで、半再生歯ということです。

◇歯医者不要論

「再生医療が始まれば歯医者もいらなくなる」というのは事実ですが、顎の骨だけを使って全ての歯を再生するというのは、実現までに数十年単位の時間がかかりそうです。犬の顎から歯を再生した段階で、自分にそれを期待できるかというと、実際問題としてインプラントが可能になればそれ以上求める必要も感じないかもしれません。

虫歯になれば、「これいらないからインプラント取り換えてくれる?」という感じで手軽にできそうな予感もします。インプラントの普及で1本1万円を切るのは早いかもしれません。

再生医療で全てやられると歯科医師会も黙っていないはずです。歯医者は全て廃業に追い込まれるわけで、使い捨て歯のような感じで何度も作られていく自分の歯。培養キットなどもホームセンターで売られるようになって、自ら自分の歯を作ることになるかもしれません。歯槽骨にくっつけると1日で自分の歯に戻るというのは少し先の話になりそうです。

と思えば、新潟大学で3年後に実現の見通しなどというニュースもありました。

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