舌がんの簡単な早期発見の方法と早期治療の必要性 

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全体のがんの中でも3%前後といわれる口腔内にできるがんでは、歯肉がんや口腔底がん、頬粘膜がんなどがありますが、最も多いのが舌がんで、口内に出来るがんの60%を占めています。気付いても放置されやすいので、年間6,000人の舌がん患者の致死率は50%に上っています。

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◇早期発見と早期治療は鉄則です

舌に出来るがんの原因は、歯と舌がこすれて刺激を受けやすい部分に出来るので、舌の両側面が白く変色していれば舌がんと疑って早めに治療を受ける方がいいでしょう。早期治療で90%の治癒率なので、無駄に50%の致死率に含まれないように日頃から注意する必要があります。

舌がんの前の段階として、口内炎が2週間以上続いた時は危険信号といわれています。ビタミンB2を摂っても治らない場合などは口腔外科を受診しましょう。口腔外科がなければ耳鼻科でも構いません。舌の側面や義歯が当たる部分があれば、その部分が刺激を受けているので、がん化しやすくなっています。

何となくしこりのようなものが舌にできているのを感じる、というのが最初の自覚症状です。鏡で見ると舌が白くなっていることもありますが、舌の表面の視覚的な変化が見られない時もあります。しこりがあればがんの初期段階なので、簡単な放射線治療で十分に治癒は望めます。

◇舌にしこりがあれば要注意

しこりだけの場合は癌ではないこともあります。白く変色していても、白板症という腫瘍と関係のない病気の場合もあります。白板症の原因も金属や歯との間の刺激によるものが多くなっていますが、ただの炎症の場合がほとんどです。しかし、白板症であっても稀にがん化することがあります。

どちらにしても病理組織検査が必要で、場合によっては経過観察になることもあります。しかし、しこりが気になったまま鏡も見ないなど、違和感がありながら放っておくと手遅れになることがあります。

口の中に白い被覆のようなものがあれば、何らかの前駆症状なので放置しないように。舌の動きに違和感や不自然さがあったり軽い痛みや飲み込みにくさが出てくることもあります。放っておくとリンパ節に転移したり、深部に広がっていくことがあります。リンパ節転移の場合は頸部リンパ節が腫れるので注意しましょう。

口腔外科や耳鼻科では主に触診と視診でほとんどの舌がんは判明します。深部に広がっている場合はCTやMRIが撮られて進行度がある程度わかります。

◇舌癌の治療法

手術による切除、または放射線治療が行われます。舌の場合は周りに転移がなければ、放射線治療は限定的に行われるので正常な細胞に影響を与えることはほとんどありません。味覚障害や嚥下障害、構音障害などの後遺症は残りません。

がんが進行すると舌全摘出という最悪のケースも考えられます。部分的に再建手術も行われますが、話しにくいどころか日常生活に相当な不便が出てきます。嚥下障害と構音障害の度合いが大きく、生活の質は低下します。

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