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簡単な運動で回避が可能な、ロコモーティブシンドローム

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ロコモーティブ・シンドローム(Locomotive syndrome)とは、ロコモと略される運動器症候群のことです。高齢者の運動器(主に足腰の関節や筋肉)の衰えや機能低下によって生活に支障が出てくることを指しています。最近では子供にも増えてきていることから、ロコモ予備軍などと呼ばれています。

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◇高齢者の運動器の障害、「ロコモ」

高齢者の骨や関節、筋肉の異常を指しているものの、運動機能の障害はほとんどが膝関節の周辺に起こります。主に歩く能力が低下すると、介護が必要になるほど日常生活に支障が出てきます。要支援や要介護に認定される原因として最も多いのが、全体の25%を占める運動器の障害(ロコモ)、次いで18%が脳卒中、認知症、衰弱と続いています。

高齢者では、運動器の障害の原因として、加齢による足の筋肉の衰えや骨密度の低下などがあります。筋肉量は20~30代で最も多くなりますが、平均すると加齢とともに減少していきます。症状として最も多いのが、軟骨の減少による「変形性ひざ関節症」です。体の中の関節では膝関節に最も負担がかかるので、軟骨の片側が減っていくと関節が変形します。

そして、その結果、バランスを崩して転倒しやすくなったり、つまずく、踏ん張りが効かないなどの運動器の障害が出てきます。その前の段階では歩く速度が遅い、足の力が弱くなって重いものを持てなくなる、などの筋力低下も出てきます。

◇ロコモの危険を感じたら運動を!

日本整形外科学会が提唱した「高齢者が介護が必要になるほど運動器に障害が出る事」がロコモと言われて、今後は日常的に使われていくと思われます。

日本整形外科学会が挙げているロコモチェックポイントとしては以下の7つ。
(一つでも該当すれば、ロコモ扱いされるので気をつけましょう!)

1)片足立ちで靴下がはけない
2)家の中でつまずいたり滑ったりする
3)階段を上るのに手すりが必要
4)横断歩道を青信号の間に渡り切れない
5)15分間続けて歩行ができない
6)2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難
7)家の中のやや重い仕事(布団の上げ下ろしなど)が困難

変形性膝関節症が2,530万人、変形性腰椎関節症が2,790万人、骨粗しょう症が640万人程度の患者数で、足の機能障害がある高齢者は4,500万人を超えています。予備軍を含めると4,700万人と推定されています。

小学生の子供にもバランス感覚と柔軟性の無さから骨折しやすい予備軍が増えているため、学校ではロコモ対策が行われています。

◇要介護を避けるためのロコモ予防

高齢者が最も多い国で先進国の仲間入りをしている日本でも、相変わらず医療後進国、福祉後進国の日本。65歳以上の高齢者の自己負担増が2015年8月に開始されます。収入にもよりますが、現在の1割負担から2倍の2割負担へと変更されます。

介護保険料は介護サービス関連業者によって末端までにほとんど使われているのが現状です。中間詐取によって実質的に破たんしている介護保険制度であって、市役所で申請しても「要介護」や「要支援」認定はしたくない、というのが市職員のホンネです。

「これ以上認定者は増やさない!」とネットでも公言している市長もいるので、自治体レベルで適正な運用が行われていない介護保険制度自体存続は難しいかもしれません。介護予防名目で全国に乱立している自立支援センターの建物は何に使っているのかわからないという現状もあります。

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