夫源病、妻の体調不良は夫の言動とマイペース、無関心が原因

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夫源病(ふげんびょう)とは、文字を見て何となく想像がつきそうな病名です。更年期障害に似たような症状が多く、極端に強いストレスが原因になっています。男性更年期外来で診察をしていた教授(石蔵文信)が付けた病名ということで、意外と一般的に知られているようです。

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◇夫源病の原因と夫の行動傾向

文字通り、夫が原因になって妻が更年期障害のような症状を呈することで、常に原因は夫で妻が被害者という状態です。ストレスを感じた場合はストレスの元を断てば済むことで、要するに関わりを持たなければそれで解決。ということにはならず、結婚した以上は、基本的に同居する義務が生じてきます。

別居するには無駄な支出が増えます。離婚するにしても無駄な支払い義務が生じてくるので、夫は離婚に応じません。その辺りに最も大きな問題がありそうです。一緒に生活したくないけれど我慢して同居生活を続ける義務があるという矛盾。

ちなみに、妻をイライラさせる夫の態度や原因としては、具体的には以下のいずれか。

・人前では愛想がいいが、家では不機嫌
・上から目線で話をする
・家事に手は出さない(手伝わない)が口は出す
・妻や子どもを養ってきたという自負が強い
・「ありがとう」「ごめんなさい」のセリフはほとんどない
・妻の予定や行動をよくチェックする
・仕事関係以外の交友や趣味が少ない
・妻が1人で外出するのを嫌がる
・家事の手伝いや子育てを自慢する自称“いい夫”
・車のハンドルを握ると性格が一変する
(※引用元:体調不良は夫のせい?夫が妻を病気にする「夫源病」/石蔵文信教授監修)

この中で8個以上該当するものがあれば夫源病の疑いあり、ということです。夫源病の言葉を作った更年期外来の教授のチェック項目ですが、心理学的に的を得た項目がほとんど見当たりません。

◇夫源病の妻の症状

上記の項目がストレスの原因になって引き起こされる症状として、更年期障害と同じ自律神経の不調による頭痛やめまい、耳鳴り、動悸、胃酸過多、不眠、のぼせ、抑うつ、などが出てくるようです。女性ホルモンの補充療法で治りそうな症状です。

体の不調が出れば自律神経失調症というのが定番です。自律神経のアンバランスと表現したり、交感神経が優位、または副交感神経が優位などといいます。交感神経が劣位とはいいません。優位の反対語は無くてどちらかが優位になります。

この項目を見ていると、夫の副交感神経が優位になっているときに、妻の交感神経が優位になっているようです。それが更に妻の交感神経を刺激しているようで、無神経が妻の交換神経を逆なでしているのかもしれません。

不機嫌というのは自律神経に関係ないので、その他は副交感神経だけでマイペースに過ごしているような印象を受けます。要するに原因も症状も交感神経の問題ということになりそうです。

妻が家出でもすれば何となく夫も気付きそうなものです。一人になってもマイペースで暮らしているとは思えません。

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