CTスキャンによる遺伝子損傷、発がんの新事実が明らかに!

kensa

CTスキャンは安全だと言い続けた医療機関の言葉がついに覆されることに!米スタンフォード大心血管研究所が67人の被験者に対して心臓スキャンの後にDNAレベルで損傷を調べたところ細胞死などの新事実が見つかったとのこと。

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◇危惧していたことが明らかに!

心疾患のCTスキャンに限ったDNAの損傷の検査なので、まだ被害は軽い方でしょう。CTと一口に言っても被曝量はそれぞれ異なってきます。撮影間隔の短いマルチスライスCT、スパイラルCT、ヘリカルスキャンCT、造影剤を使った血管撮影など、全てのCT検査に対してDNA検査を行ってほしいものです。

CTといっても放射線(X線)なので被曝して当然です。しかし、今までは計算上の発がん確率しか公表しなかったので、漠然とした生涯の発がん率しか判りませんでした。それが今回の調査でCTスキャンの直後に遺伝子の障害や細胞の死滅が起こることが明らかになりました。

◇医療被曝大国日本と発がん性

先進国15か国の中でも最も検査被曝の多い日本は被曝大国と呼ばれています。医療機関によると、「CTスキャンによる検査被曝は取るに足りないもの」だとか、「胸部CTの場合は被曝リスクがメリットを上回っているから被曝は仕方ない」という説明を繰り返してきました。

福島原発の健康被害では「年間100mSvを超えると許容量を超えるため危険である」とされてきたものが、CTスキャンでは100mSvを超える検査が当然のように行われているというのが常識でした。しかし、放射線技師さえどの程度患者を被曝させているのか把握していないのが現状です。

◇発がん性を認め始めた医療機関

日本は他の先進国の指摘を受けて、発がん性を認めざるを得なくなってきたようです。福島原発の影響で国民が被曝に対する意識が高まったのも原因の一つになったようです。

そして、やっと最近になって、「CTスキャンによる検査被曝で発がんする可能性が高い」という事を認める医療機関が増えて、医療機関が異なると放射線量も10倍程度の差があることが明らかになっています。また、日本医学放射線学会では、「医療被曝研究情報ネットワーク」を結成して被曝の実情を把握することを始めました。

今までは「CT検査は年間の自然放射線による被曝より少ない」と当たり前のように言われてきたのが、今回の米国の研究結果によって全て覆された結果になります。DNAの異常だけでなく発がん性も認める方向になったようです。

◇実際の被曝量と発がん性は?

被曝大国日本では、年間のCT検査の回数が3650万件なので、一人当たり0.36回程度検査を受けています。実際は持病や慢性疾患を持っている人が多いと考えるのが一般的なので、人によっては1年間で複数回受けているかと思います。

CT1回の放射線量は公開されているデータとして平均10mSv(ミリシーベルト)ですが、実際は10倍の100mSvと判明したため、1年に複数回CTスキャンを受けていれば200~300mSvになります。

従来では100mSvあたり発がん率が0.5%増えるというのが定説なので、100mSvのCTスキャンを20回受けると、発がん率は10%増加します。この発がん性のリスクについては、過去では次のような詭弁が通用していました。

”普通の生活をして一生の間にがんで死亡する確率が30~40%程度ですので、20回のCT検査を受けると30%の確率が31%になる程度なので、それほど大きな数字とは言えません。”

◇結局、全員が被曝しています

実際の放射線量は100mSvなので、30%の発がん率が40%に上がる計算になりますが、今回のスタンフォード大の研究結果では、検査を受けた全ての人が遺伝子と正常な細胞にダメージを受けるので、確率論は関係なくなりました。

CTの放射線によるDNA損傷は全ての患者が負っているということになり、DNAに損傷を受けた細胞は「変異細胞」になり免疫力次第でがんを発病します。今回の研究結果では、CTスキャンを受けた時点で変異細胞が出現してがん細胞が出来ていることになります。

また、放射線で免疫力の低下が起きるので、今後の発がん率をどのように修正するのか判りませんが、CTスキャン1回あたり発がん率は10%上昇して40%、7回で70%上昇して100%の発がん率になると考えるのが妥当かもしれません。もしくは、発がん率より平均余命がどれだけ短くなるか?という方に焦点が向けられる可能性もあります。

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