神経性間欠跛行と血管性間欠跛行の症状と治療など | 家庭医学の知識大百科「ヘルスカレッジ」~家族を大病から守るためのサイト~

神経性間欠跛行と血管性間欠跛行の症状と治療など

byouin2

間欠性跛行とは脊柱管狭窄症によって起きる症状の代表的なもので、腰から足にかけて神経の痛みが続くと痛みによる疲れによって突然歩けなくなるというものです。人によってその距離は異なりますが、50メートルであったり、疲れの程度次第では数メートル、またはまったく足が出ないという症状が出てきます。

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◇間欠跛行の原因と症状

脊柱管狭窄症は神経の束が狭くなった空洞に神経が触れることで痛みを感じるものですが、腰椎の場合は足が痛み、頸椎の場合は腕が痛むことが多くなっています。腰椎と頸椎の両方に症状がある場合は難病として認定されます。原因としては神経性と血管性の2種類があります。

◇神経性間欠跛行の症状

「神経性の場合」は神経の痛みが悪化すると疲れて動けなくなります。麻痺があれば全く動けませんが、何とか歩けるというのがこの間欠跛行で、50メートル歩くと急に歩けなくなるものの、少し休むとまた歩けるようになります。そして足の疲れが次第に大きくなると全く動かなくなります。一歩を踏み出そうとするだけでも「もしかして転倒するのではないか?」という不安がよぎります。

立っていると足が痛むので、痛む方の足を台に載せて負担を減らすと立ったまま仕事が出来る場合もあります。定時には限界になる事が多く、10メートル先の駐車場までたどり着けないといった事も起きてきます。なぜか自転車は苦になりません。

◇血管性間欠跛行の症状

「血管性の場合」、血管が圧迫を受けるとふくらはぎの筋肉に限定して痛みが起きるのが特徴的で、判りやすい症状です。脈波速度による動脈硬化の進行度を調べる必要があります。血圧脈波装置では、上司と下肢の血圧を同時に計り、上肢・下肢の血圧の比率によって判断します。正常値は当然1.0ですが、90%の遅れがあると動脈閉塞が存在することが判明して、すぐに治療の必要が出てきます。

腰部から下の躁脈が圧迫されることで血流が悪くなります。主にふくらはぎに痙攣が起きて、間欠跛行が出てきます。神経性と違う所は麻痺がある事と休むときの姿勢は関係ないという事、また自転車に乗っても疲れる時は疲れます。血管性の場合は深部静脈に血栓が出来やすく、心筋梗塞や脳梗塞、肺動脈塞栓症の危険を伴っています。

◇間欠性跛行の治療と予後

原因は脊柱管の狭窄なので、開窓術によって狭くなっている腰椎を削ります。ヘルニアとは全く違う物で、軟骨は関係ありません。骨を削る時に人体や筋肉を切断してしまうので、新たに腰痛が発症します。

手術後は足の痛みはなくなりますが、中腰で物を持てないという症状が出るので、仕事に復帰することが困難になります。プロスタグランジンE1(オパルモン)で血流を改善しながらインナーマッスルを鍛えると腰痛が改善されることもあります。

手術による治療が必ずしもいいというわけではなく、腰痛のリスクを考えて十分なインフォームドコンセントを受ける必要があります。手術の際の感染症など、他のリスクは関係ありません。

その前に神経ブロックを試してみるのもいいかと思います。1回のブロック注射で1週間、1か月と効果が伸びていくとすれば、そちらの方がお薦めです。最終的に半年に1回のペースで済むようになれば楽なものです。

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