シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)の原因、症状、予防について

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シンスプリントとは、shin splints(脛痛症)とも言われて、脛骨の周囲に鈍痛が出る症状です。主にスポーツ障害によって生じる症状で、急に激しい運動を行った時に起きる障害を指します。脛(すね)の内側、外側を問わず痛みが出る場所は決まっていません。

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◇シンスプリントの原因と症状

日本語で脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)と言いますが、これは骨の状態を正確に表現しているだけであって、脛骨に負担がかかって骨膜に炎症が起きるという骨の病態を表現しているので、整形外科の診断書に書かれる程度です。

というわけで、一般的にシンスプリントと言われています。主に陸上競技の短距離から中長距離も含めて、ダッシュを繰り返すサッカーやバスケットを含めた競技や、一般の舗装された路面でのランニングでも起こる症状です。スポーツを始めたばかりの時に起こりやすいので初心者病とも言われています。年齢層では15才から19歳に最も多くなっています。

骨膜の炎症に留まっている場合はそれほど強い痛みはありませんが、足を使うたびに痛みが起きるようになり、日常生活でも立ち上がる時に痛みや違和感を感じるようになってきます。

ふくらはぎの筋肉に負担をかけるような急激な運動を行うと、骨の骨膜についている筋肉が張ることで骨に影響が出てきます。その結果疲労骨折が起きやすくなります。運動によって負荷のかかり方が異なるので、脛骨のどこに骨折が生じるか特定されているわけではありませんが、特発する個所としては骨の付け根付近に多くなっています。

◇シンスプリントの予防など

筋肉を付けると骨にかかる負担が軽減されるので、症状が軽い間は無理をしようとしますが、悪化すると骨折することがあります。軽い痛みを感じたらテーピングとデニバンで足底の筋肉補強を行って無理をしないことが必要になります。

足底筋膜炎の防止も必要です。衝撃吸収のためにシューズの中敷きをパッドで調整したり、スポーツサポーターを穿くだけでテーピングの代用を兼ねることができます。靴下と一体型のサポーターでは足裏の負担軽減と、土踏まずの接地防止、足底の衝撃を緩和してシンスプリント防止を行うものもあります。

ランニングなどの後は炎症によって筋肉が熱を持つので、アイシングで痛みの軽減を図ることができます。熱を持っていない時は温めて血行を改善するとシンスプリントの予防になります。筋肉を冷やすのは熱を持っている時の一時的な処置と考える方がいいです。基本的に温めることで疲労物質を分解して乳酸の蓄積するを防ぐことができます。痛みを感じない程度の適度なストレッチにも予防効果があります。

骨に負担をかけず、ストレッチを行いながら筋肉を柔軟にして骨膜の炎症を防ぐことも必要です。とにかく最も必要なのが、無理をしないこと。無理をして痛みが酷くなった場合、治癒までに時間がかかります。シンスプリントの痛みを我慢して続けた場合、自然治癒することはありません。思い切って休むことが必要です。

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