女性の更年期障害の症状・関節痛・吐き気など

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女性ホルモン、エストロゲンの濃度低下が引き起こす症状は多く、加齢による卵巣機能の低下とともに徐々に進んでいくエストロゲン不足。ホルモンバランスの異常から起きる症候群のため、診断や治療に関しては、ストレス・自律神経・ホルモンなどをトータルに考える必要があります。

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ー更年期障害の原因ー

更年期障害自体は病名ではなく、閉経を迎える前の過程としてホルモンバランスから引き起こす症候群のため、エストロゲンの濃度低下次第で年齢に関係なく症状が出ます。脳下垂体からの卵胞刺激ホルモン(LH)の影響を受けて卵巣でエストロゲンが作られた後に視床下部に向けて卵胞刺激ホルモン(FSH)が出されますが、これらのホルモンバランスが更年期障害の原因となっています。一般的に閉経を迎える平均年齢の50歳前後にエストロゲンの産生能力低下が起こり、自律神経の異常から心身の不調を引き起こします。特に自立神経性更年期障害の場合は、周辺環境や生活様式、習慣・精神状態、ストレスなどが影響してくるため、それらを改善していくのが先決になります。

ー更年期障害の症状ー

女性の場合の症状として自律神経失調症から引き起こされる身体症状として、頻脈、動悸、腹痛、多汗、頭痛、などがあります。精神症状としては特に抑うつが多く、ヒステリー、情緒不安定、焦燥感などがあります。自律神経失調症の場合に多く見られるものにホットフラッシュがあり、血管拡張による発汗、顔ののぼせ、火照りものがあります。これが閉経の場合、40%~80%にも及ぶといわれており、症状が数年間にわたって続く場合があるため治療が必要な症例もあります。

ー更年期の関節痛の原因ー

更年期障害としての自律神経の障害から関節リウマチを発症することが多く、45歳以上では約70%に及びます。また関節炎から関節痛を起こす関節リウマチは自己免疫性疾患といわれてます。全身の血管性の痛みと骨の破壊につながる難病ですが、患者数の多さから需要を見込んで新薬が続々と出てきています。近年発売されたMTXという免疫抑制剤と生物製剤の併用が効果的で治癒も可能だという話もあります。

マクロファージによる血管壁の痛みは風邪のときに実感できます。風邪の初期症状で皮膚の痛みとか関節の痛みはありませんか?それと同じメカニズムの痛みが長期間にわたって続くのも嫌なものです。他にはエストロゲンによって行われてきた骨量維持ができなくなるため、骨粗鬆症に与える影響もあります。

ー更年期障害と吐き気ー

原因不明の吐き気が頻繁に起こる場合、50歳前後であれば更年期障害の疑いがあります。ホルモンバランスが崩れると、自律神経にも悪影響を及ぼすため、何らかの原因による吐き気があります。その吐き気の原因が特定できないため治療もされないまま、吐き気に悩まされることになります。胃酸が多い場合はプロトンポンプ阻害剤やH2ブロッカーなどの対症療法で吐き気を抑えることが多いようです。またはストレスが原因だということになれば、ストレス外来を受信しないと解決する問題でもありません。根本治療が行われないこともあり、原因不明であることから更年期障害と認められない傾向にあるのかもしれません。結果的に更年期障害に特徴的な症状が「吐き気」だと言われています。

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