血液クレンジング療法(オゾン療法)とその効果と注意点

byouin2

日本ではあまり知られていない血液クレンジングですが、血液の質の改善、血液循環の改善、細胞や筋肉の修復、代謝の亢進で免疫機能の活性化などが期待できるというものです。欧米各国ではすでに治療法として確立されています。国内では虚血性疾患だけが保険適応になっている段階で、いずれ他の効能も認められるかもしれません。

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◇血液クレンジングの直接的な効果

・血液中酸素濃度の上昇により、末梢血管・細小血管の血流増加
・一酸化窒素による末梢血管の拡張による血行改善
・SOD上昇、サイトカインによる抗酸化力向上と免疫力向上
・酸素濃度上昇によりATPの産生、細胞の活性化

これらにより、虚血性疾患や狭心症、心筋梗塞、加齢性網膜変性、自己免疫疾患、B型C型肝炎、HIV感染症、免疫力増強によりがんの補完療法としても、手術後に使用されます。(自己免疫疾患に対しては免疫調整が行われます)

◇血液クレンジングの方法とは?

少量自家血療法(2~5mL)と、大量自家血療法(100~200mL)があり、少量の場合は2~5mLの血液にオゾンを通して血液の中に酸素を含ませた後に必要な場所に筋肉注射をするというもの。皮膚科ではアトピー性皮膚炎に用いられています。

大量自家血療法の場合は100~200mLの採血を行って専用ボトルの中でオゾンを反応させたのち、点滴で再び体内に戻すという方法。(酸素飽和度が100%を超えるということになるのでしょうか?)

治療に要する時間は30分程度。それを月に1~2回、10回ほど続けます。

◇適応症や効果のほどは?

血流改善と末梢血管・細小血管まで血管拡張が行われて酸素が行き届くようになるため、抗酸化力と血流改善は期待できます。肩こりや末端の痺れ、脳梗塞、動静脈循環不全の改善、リウマチ、四十肩、腰痛、坐骨神経痛の疼痛緩和。肌荒れ、喘息などのアレルギー症状の改善。ウィルスや細菌感染症、アンチエイジング、それ以外に、疲労回復、更年期障害、高血圧、不眠症に効果があるとのこと。

特に血行改善に効果があるようで、毛細血管の血行改善の意味では肩こりや脳梗塞に効果があり、肩こりや腰痛には血行改善によって温熱感があり痛みが消えます。特に網膜の血流が改善の効果は分かりやすく、視界がはっきりと見えるようになります。

◇オゾンガスの注意点

一般的に医療用オゾンガス発生機が使われています。オゾンガス自体は毒性がありますが、血液の中にオゾンを通した場合、最初は活性酸素として働き、その後酸素と水に分解されます。というわけで、オゾンの殺菌力はあります。血中酸素濃度もある程度上がります。一酸化窒素が発生するかどうかは不明です。

・オゾンガス発生機と注射針が一体になっているタイプは使い捨てなので、使い回しがあると感染の危険があります。

・オゾンガスを吸うと呼吸困難を起こすので要注意です。濃度次第では呼吸筋が麻痺して空気を吸えないという状態になるので、看護師がオゾンガスを扱う際には患者が注意する必要があります。

・間違って静脈に注射してオゾンガスを入れると肺塞栓を起こします。

・血液クレンジングに用いるオゾンガスは約4,000μg前後となっています。

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