風邪が治っても続く、冬の長引く咳の原因とは?

kaze

風邪の症状がなくなったにも関わらず、咳だけが止まらないまましばらく続くことがあります。すでに鼻水も止まって、熱も下がったので仕事に行きたいけれど、酷い咳だけが続きます。のど風邪かな?と思いながら「咳がもう少し治まってから会社に行こう」と思うものの、まったく咳は止まりそうになく血痰が出る事もあります。

スポンサードリンク



◇しつこく続く咳の原因とは?

咳喘息、マイコプラズマ気管支炎や、マイコプラズマ肺炎などが考えられます。長引く咳で最も知られているものは、この感染症です。とにかく長い間続いて、朝から夜まで咳が止まりません。風邪らしき症状はほとんど収まったのに、乾いた咳だけが続いて痰の中に血液が混ざっていることもあります。

これは咳をし過ぎた結果の気道の粘膜の炎症によるもので、それほど心配する必要はありません。マイコプラズマ感染症は病院で検査すれば簡単に判明します。もしかすると、過疎地域の個人病院では細菌の培養に時間がかかるかもしれません。

◇もしかしてマイコプラズマ?

ともかく、咳が止まらない場合は一般的にマイコプラズマ感染症を疑って、マクロライド系抗生物質と吸入式のステロイドと去痰剤などが処方されます。マイコプラズマ感染症の症状であれば、抗生物質の服用で2~3日で治ります。マクロライド系抗生物質は元々効果が長いものですが、ジスロマックは1日の服用で1週間効いているので、それを処方してもらえば間違いなく治ります。

薬を飲まない場合でも、3週間以内に治まる咳は急性咳と言われて、主に風邪や上気道感染症の時に起きやすいものです。滅多にないケースでは肺塞栓、後鼻漏、COPDの症状として起きることも考えられます。

◇慢性気管支炎、咳喘息、百日咳

3か月以上にわたって湿った咳が続く場合は、慢性気管支炎の可能性があります。他に胃食道逆流症、後鼻漏症候群、咳喘息、アンジオテンシンⅡ阻害剤の副作用や気管支拡張症なども考えられます。上気道感染症の気管支炎であれば咳が3か月以上続くこともあり、小児の場合は百日咳の可能性も除外できません。慢性も急性も夜も眠れないほどの咳が続きます。

上気道感染症や副鼻腔による鼻詰まりなどの症状があれば、後鼻漏症候群や咳喘息が考えられるため、咳中枢を麻痺させるエフェドリンやコデインなどの麻薬性鎮咳剤が小児に対しても処方されます。

◇咳喘息と気管支喘息の違い

咳喘息の症状は気管支喘息と違い、喉からゼーゼーという喘鳴音は聞かれない場合が多くなっています。咳喘息が気管支喘息になることもあるのですが、その前の段階として咳喘息と気管支喘息の違いは、咳喘息では喘鳴がない、呼吸困難や痰が絡むこともない、気管支まで影響が及んでいない、というものです。共通している点は気道に炎症があるということです。

◇長引く咳の主な原因、咳喘息

風邪が治っても咳が止まらない場合は「咳喘息」の頻度が50%前後と半数近くに起こります。原因としては、風邪の治りかけの頃に上気道に炎症を起こした場合に咳喘息になります。

風邪だけで治まらなく咳喘息が出る原因としては、室内と屋外の温度差や外気の寒暖差、喫煙者(受動喫煙を含む)、ストレスや飲酒も原因になります。咳が止まるまでは自制心が少し必要になります。ステロイドで楽になったからといってタバコを吸っていると治りません。注意しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサードリンク







関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

お役に立てたらいいね!

ページ上部へ戻る