ドラッグストアで受けられる血液検査の詳細、禁止事項など 

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仕事が忙しくて定期検診を受ける事も出来ない人や、寝たきりで病院に行けない人まで、ツルハドラッグと、ウェルシア各店、その他の調剤薬局で血液検査が開始されています。料金は500円~3,240円とまあ格安感はあります。検査項目が13種類に増えて、病院の3割負担と同等の料金で待ち時間がなく、検査結果は1週間後に自宅に送られてくるというものです。薬局で採血をすれば遠心分離機を購入する必要がないので便利です。

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◇被験者と薬剤師の禁止事項

臨床検査技師法の改定により、被験者が自ら採血を行い、薬局で検査を行う事が可能になっています。しかし、薬剤師が検査結果を治療に用いないことが条件になっています。最低限の条件として被験者が自分で血液を提供しなければいけない。数滴の血液とはいえ採血を頼むことはできません。

薬剤師は検査結果と正常値、異常値の別を伝えることは可能ですが、診断は行えません。受診を勧めることは可能ですが、「受診しなくても大丈夫」と伝えると診断に準じる違法行為になります。「肝機能の数値が悪いからこの薬が効きますよ」というのも診断と治療が含まれているのでアウトです。

◇主な検査項目

全国のツルハドラッグとウェルシアでは13項目3,240円になっています。他の薬局では腎機能と尿酸、胆のうの検査を省いた8項目で、結果はその場で判明して、500円というワンコイン特定健診もあります。

血中脂質検査
・総コレステロール:120mg/dL~220mg/dLが正常値になっていますが、総コレステロール値は脂質異常症の診断材料から除外されています。

脂質異常症の診断基準値
・LDLコレステロール:140mg/dL以上
・HDLコレステロール:40mg/dL未満
・TG(中性脂肪)150mg/dL以上

以前は総コレステロールが診断基準に入っていましたが、現在では脂質異常症の診断はLDL、HDL、TGの3つのいずれかが異常値であれば脂質異常症になります。動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞の原因になります。

肝臓機能検査と基準値
・ALP:100~425IU/L 胆道に異常があると、胆管で作られるALP値が高くなります。
・AST(GOT):10~40IU/L 肝細胞が破壊されると血中に検出されます。
・ALT(GPT):5~45IU/L 肝細胞が破壊されると血中に検出されます。
・γ-GTP:男性80IU/L以下、女性30IU/L以下 飲酒や服薬など解毒に関係します。
・総ビリルビン(T-BIL):0.2~1.2mg/dL 肝細胞、胆管の異常

肝機能検査は、アルコールと肝炎ウィルスが主な原因となって悪化します。また、運動不足による脂肪肝なども関係してきます。

腎臓機能検査
・クレアチニン:男性0.61~10.4mg/dL、女性0.47~0.79mg/dL 腎臓の濾過機能低下
・尿素窒素(BUN):8.0~20.0mg/dL 肝機能や腎機能の低下

症状が無いからといって肝機能や腎機能の低下を放っておくと慢性腎不全になり、人工透析や腎移植が必要になります。慢性腎臓病は初期症状がなく、生活習慣病と関わっているので検査値は重要な指標です。

尿酸検査
・尿酸(UA):2.1~6.9mg/dL プリン体の摂取が多く尿酸排泄が遅いと痛風の原因に。

糖尿病検査
ヘモグロビンA1c:4.6~5.9% 過去1~3か月の血糖値の平均がわかります。

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