ジフテリア 二種感染症指定の危険性の高い病気

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ワクチンで予防できる病気(VDT)としてジフテリア菌が上気道の粘膜で繁殖する事で起きる疾患であり、結膜や中耳、皮膚などに感染症状が出る事があります。ジフテリア菌が出す毒素によって、心筋や横隔膜、眼球の麻痺などが起きます。心不全や横隔膜筋の麻痺による呼吸困難を起こすと危険な状態になり、おなくなりになる事も考えられますが、最近ではワクチン接種によってほぼ根絶した伝染病なので、感染して発病することは考えにくく、ワクチン接種を受けて入れば心配いりません。

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◇もし感染した場合の症状

通常は三種混合ワクチンが定期接種になっているので感染は起こらず保菌者にもなりません。もし、ジフテリアに感染すると10%が死亡するといわれています。特に5歳未満や40歳以上では悪化しやすく、なくなる確率は20%程度に上がります。

ジフテリア菌に感染すると1~4日後に症状が出てきます。気道の炎症が代表的なものなので、喉の痛みや倦怠感、39度前後の高熱、頭痛、動悸、嘔吐なども起こりますが、主症状はあくまでも上気道なので、首のリンパ節が腫れたり、炎症が起きて喉が腫れると呼吸困難を起こす事があるのが典型的な症状です。偽膜が拡大すると気道を塞ぐことがあるので呼吸困難に要注意です。

心膜炎を併発している場合は心臓への負担が大きくなり治癒までに時間がかかります。運動を控えて心膜炎が回復するまで安静にしておく必要があります。この時、突然死が起きる可能性があるので注意する必要があります。

◇ジフテリア感染症の治療

咳によってジフテリア菌が空気中に飛び散ると、飛沫感染だけでなくエアロゾルによる空気感染を起こすので、病院では隔離されます。通常はICU(集中治療室)でジフテリアの毒素を中和するために抗毒素の投与によって治療が行われます。ジフテリア菌に対してはペニシリンやマクロライド系のエリスロマイシンを投与を2週間継続します。のどの粘液を採取して培養を行った結果、感染の有無の診断が確定できます。そして感染力を失えば隔離は必要ありません。

◇ジフテリア感染症の扱い

「感染症の予防夜及び感染症の患者に対する医療に関する法律」では二種感染症に指定されているので、保菌者は強制的に隔離されて、治療費や入院にかかる費用は公費負担になるため、患者が治療費を支払う必要はありません。法定伝染病でもあるため、出入国管理法により外国人は入国を拒否されます。

学校感染症では第一種感染症として「学校で予防すべき伝染病」に指定されており、感染の疑いがあれば出席停止、または必要に応じて臨時休校にする場合もあります。感染がなくなったと診断された場合、出席に際して感染の危険がなくなったことを証明する書類を医師に書いてもらう必要があります。

家庭内での療養や通院は危険で、家族に感染させることもあり、最悪の場合は死亡することもあるので、病院の閉鎖された場所、またはICUなどで集中的な治療と症状の管理が必要になります。

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