リフィル処方箋の是非と門内薬局容認について

byouin2

リフィル処方箋とは、一度処方箋を発行されると複数回にわたって調剤薬局で使える処方箋のことで、医療先進国ではドイツと日本以外で導入されています。メリットは病院に行かなくて済むだけでなく、再診料や処方箋料が不要になることも患者や医療機関にとっては手間を省くことができます。いずれも患者の医療費削減の策として厚労省が考えているものです。

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◇リフィル処方箋導入の是非

1度処方箋を出してもらうと、それを調剤薬局で複数回使うことができるというもので、頻繫に検査を受ける必要がない患者や、慢性疾患で長期的に服用する必要のある薬などは患者側の通院の無駄と医療機関の手間も省けるという意味では、医薬分業なのだから、薬剤師の薬の管理や患者の服用状態、副作用のチェックや昨年から始まった自己採血による血液検査の受付窓口を兼ねるなど、薬に対する説明責任や規則正しく服用するように指導も必要になってきます。

基本的に病人は定期的に病院の受付時間内に通院できるとは限らないものです。院外薬局の医薬品配達と患者宅での説明は現在でも行われていますが、高齢者以外でも簡単に利用できるようにする方が時間外診療の減少を図ることができて、患者の利便性とサービス向上のためにはいいかもしれません。

副作用が出た場合は次回に診察を指導するなど、以前から医師と連携を取っているわけなので、プライマリケアの一部を担うべきです。院内薬局と比べて院外薬局の点数の多さは異常なので、血液検査を含めた経過観察と服薬指導はすべきでしょう。

現在の薬の説明だけで点数を取られるのは納得できない面もあります。病状をいちいち質問するのであれば、薬剤師にもそれなりの責任を課すべきです。

◇病院の敷地内で解説する門内薬局

厚労省は2015年6月に病院の敷地内に薬局を併設することを容認することになったようです。院外薬局でありながら門内薬局を設置するということで、疑義照会(処方内容に疑問がある場合に、処方箋に関して薬剤師が医師に問い合わせること)も容易になり、患者を待たせないという利便性もあります。

医師は薬の知識がないので、従来と同じように症状に合わせて処方したり、ジェネリックの溶出速度や先発品と比べた効果などの知識はありません。患者が効かないという苦情を受けてジェネリック不可にする程度です。調剤薬局の薬剤師もジェネリックと先発品の効果が同じと思っている人はいませんが、売り上げを伸ばすためにジェネリックを勧めているのが現状です。

◇患者の残薬の総額は年間475億円分

患者が飲み残した残薬が年間475億円分ほどあると言われています。原因は高齢者が3か所の診療科を受診しているうちに重複して処方されたり、飲み忘れや飲み残しなどにより、1人で15万円分の残薬がある人もいるとのこと。

そこで、消費期限が残っている薬や手を付けられていない薬など、調剤薬局で再利用できるものは処分してくれるというサービスも考えられています。薬に関する事は薬剤師が全て関与することで、患者にとっては無駄を省いて、不要な薬代を支払わずに済むことになります。

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