ナルコレプシーの新しい治療薬の効果とは?

hiza

ナルコレプシーとは、夜中の中途覚醒と入眠時の幻覚や悪夢などで睡眠パターンの異常が起こり、周囲から見ると睡眠不足のような症状で、日中に発作的に眠ってしまう事から過眠症や怠け病と呼ばれることもあります。ナルコレプシーの治療薬が変更になったこともあり、今後は依存症からの脱却に悩まされることになります。

スポンサードリンク



◇ナルコレプシーの症状

日中の発作的な睡眠は「過眠」や「嗜眠」とは異なり、睡眠時間が長いという本人の自覚はありません。これが会社であれば周りから怠けていると思われるのが一般的で、薬を飲んで無理に覚醒しているという状態が何か月も続きます。

過眠や嗜眠は病気ではなく一般的によく見られるものです。単なる寝すぎや、時間があれば寝てしまうという癖のようなものです。この時に突然眠ってしまうのはネット用語で「寝落ち」といいます。

◇通常と異なる睡眠パターン

睡眠中の出来事が、幻覚なのか現実なのかわからないという事もあります。正常な人の場合、入眠後90分~120分後に起きるレム睡眠ですが、ナルコレプシーで、入眠後すぐにレム睡眠に入るため、夢を見ながら体が動かせない状態になることもあります。

俗にいう金縛りですが、この時無理に起こしてもらったとしても、話すこともできず、すぐに寝てしまうものです。眠っている者の目を開いて観察するとREM睡眠に入っているので、眼球が左右に早く動いているのがわかります。これが、Rapid Eye Movement という現象です。自分の子供に試したりしませんか?

◇睡眠と日中の眠気

特有の症状として、入眠時の幻覚があり、大きな声が聞こえるような幻聴や落下していくような幻視を感じて起きることが頻繁に起こります。そして夢を見ることが増えて、そのほとんどが悪夢だと言われています。

入眠と同時にレム睡眠に移行すれば夢を見る回数が増えます。通常、人が見る夢の70%以上が悪夢なので、それを記憶しているに過ぎないと想像できます。

喜怒哀楽の感情があれば、それが強い感情の場合に睡眠発作の要因となってナルコレプシーの症状が現れます。これは情動性脱力発作(カタプレキシー)といわれ、全身の力が一時的に抜けてしまいます。

夜間にも眠ることが難しく、日中は数十分の睡眠が何度かおきる程度です。これが慢性の睡眠不足であり、オキシトシンによる覚せい状態の維持が困難になっています。

◇ナルコレプシーの治療薬

問題の治療薬ですが、メチルフェニデート(リタリン)という覚醒作用のある薬が処方されていましたが、一度試してみたいという需要がネットで増えてきたため、違法に転売するケースも増えてきました。

メチルフェニデートに変わる中枢神経刺激剤、モダフィニル(モディオダール)がナルコレプシー専用に処方されています。これは依存性の少ない薬で肝臓の負担も少ないなど副作用が少なく、朝に1回服用すると8時間効果が持続するというものです。

副作用の少ないいい薬のようですが、決して朗報というわけではありません。モダフィニルを飲み続けない限り、効果が切れた時に意識が飛んでしまうということが起こります。元々眠気がひどい患者を無理に起こすというのが主な作用なので、心身ともに相当な負担があります。体力消耗も激しく、毎日服用する事は不可能に近いという薬です。

また、メチルフェニデートを中止するための努力も必要です。アメリカではアンフェタミンが処方されることもあるので、日本の医療とは大きな違いがあるようです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサードリンク







関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

お役に立てたらいいね!

ページ上部へ戻る