小頭症の症状と妊婦の感染防止の必要性 

byouin2

ブラジルで猛威を振うジカ熱が母体に感染する事により、4,000人以上もの小頭症の新生児が生まれて、1%程度が死亡しています。ブラジルでは中絶手術が禁止されているため、小頭症でも産まなければならないというのが現状です。しかし、金持ちは違法であっても中絶手術を受けられるようですが、その小頭症の症状とは?

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◇ 感染者は軽症、新生児は?

妊婦がジカ熱に感染すると高い確率で小頭症の子供が生まれてきますが、新生児の時点でけいれん発作を起こしても、生存させるために脳に刺激を与える治療が懸命に行われています。

小頭症の新生児の場合、客観的にも頭蓋骨の形ではっきり小頭症とわかるものであり、脳がほとんどないことは明らかですが、母親は言葉が話せるようになるという希望を持ち続けているようです。

◇ 頭蓋骨の発達不良による小頭症

小頭症の経過には2種類あり、頭蓋骨が小さいまま大泉骨が1歳半頃に閉じると脳が発達する余地がなくなります。(頭蓋骨縫合早期癒着症)この場合は処置をしないまま放っておくと、脳だけでなく、脳神経の発育阻害にともなって耳や眼の機能低下が起こります。

頭蓋骨の小ささが影響して脳が成長しない場合は、頭蓋骨を広げる手術が行われ、成長するたびにそれを繰り返すと、障害は最低限に抑えることができます。

何度も手術を受けるのが面倒ですが、必要以上に頭蓋骨を大きくすると脳挫傷が起きやすくなり、頭蓋の中で脳実質が揺れ動いて頭蓋骨との接触でダメージを受けるので危険です。頭蓋骨の発育以上は形の違いによって分類されるものの、早期発見と定期的に頭蓋骨を拡大させることで対処できます。

◇ 治癒が望めない小頭症

もうひとつは、頭蓋骨の早期癒合が無い場合、ジカ熱に関係なく脳自体が小さいまま成長しないという場合があります(小頭症)。ジカ熱の犠牲になった新生児の場合はほとんどが脳の異常による小頭症で、治療法はありません。

WHOが非常事態宣言を発令したのちにワクチン開発に乗り出しています。小頭症によりギラン・バレー症候群を発症すると、四肢に力が入らなくなる神経障害を起こすことを重く見た結果の可能性もあります。

小頭症の他の症状として、発達の遅れや小頭症に伴って知能の遅れや、小脳の発育不全によって体のバランスが取れず、足の筋力や器質的障害に関係なく、普通に歩くこともできない状態になります。

◇ 感染防止対策として

水たまりがあると容易に繁殖するネッタイシマカや、日本ではヒトスジシマカの元を絶つことは不可能なので、臭いで蚊を寄せ付けないDEET(ディート)を体にかけるのが得策です。

濃度によって効果が持続する時間は異なりますが、8時間持続タイプであれば、基本的に6か月~2歳は1日1回、2歳以上12歳未満は1日に1~3回の使用となっています。

12時間タイプや24時間タイプも販売されているので、妊婦の場合は長時間タイプを衣類にかけても効果が持続します。

◇ 放射線被ばくによる小頭症

原爆の胎内被爆による小頭症では、放射線量に正比例するわけではなく妊娠18週を超えると小頭症の子供が生まれる確率が増えます。体内被曝合計が150Gyを超えると妊娠何週目であっても知能の発達障害が見られます。生後は全身の発育不全と脳の発育障害があり、寿命が短くなります。

原爆による小頭症の被害者は「原子爆弾小頭症手当」として厚労省指定の医師の診断書があれば毎月46,000円の支給が受けられます。

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