今からでも遅くない高血圧対策

ketuatukei

上の収縮期血圧が140mmHg以上、または下の拡張期血圧が90mmHg以上で高血圧と言われています。短期的に見ればあまり気にする必要はありませんが、長期的には130mmHgでも血管に悪影響が出ます。少しでも血圧が気になったら早めの対策を行いましょう。

スポンサードリンク



◇ 血圧に影響する腎臓とは?

■ 水分を摂り過ぎない、薬は最低限に

血圧が上がる原因となる臓器は腎臓です。水分の摂り過ぎによる腎臓への負担、鎮痛剤の飲み過ぎによる間質性腎炎、自己免疫性疾患その他腎臓に慢性的な障害があると、腎臓の処理能力が低下します。

■ 電解質の摂り過ぎに注意

腎臓の処理能力が低下すると、老廃物(尿毒素)・電解質・水分の排出が十分に行われなくなり、ナトリウムやカリウム、リンなどが血液中に蓄積していきます。リンはカルシウムと結合してリン酸カルシウムになり、骨に蓄積します。

■ 腎機能の定期検査を

その結果、尿量が減って体内の水分が増えるため、細胞間に水分が溜まり浮腫みの原因になります。この時に尿量の減少がありますので、腎機能の検査は欠かせません。透明な尿が続いた場合は腎臓の糸球体の濾過機能が低下しているので、腎機能の異常を疑うべきです。

◇ 血圧を上げる電解質とホルモン

■ 適度な水分補給と電解質

血液中のpHの恒常性を保つために、ナトリウムとカリウムなどの電解液は水分と共に腎臓で再吸収されます。ナトリウムとカリウムは細胞の浸透圧調整に必要なミネラルなので、腎臓で再吸収を行って血液中の水分調整も行っています。

■ カリウムの摂り過ぎに注意

軽い腎障害の場合、少量のカリウムで血圧が下がりますが、摂り過ぎると不整脈が増えて致死的な心室細動の原因になります。塩化カリウムに換算すると血液1ml当たり0.2mmolが致死量です。胃から入った場合に致死量を超える事はありませんが、カリウムの多いトマトジュースなどを大量に飲むことは避けましょう。

■ 脈圧のチェックも忘れずに

収縮期血圧と拡張期血圧の差を脈圧と言います。これが大きいと動脈硬化の危険がありますが、小さいと心肥大を起こします。適正血圧の範囲を保ちましょう。

◇ ホルモンと高血圧の関係

■ 適度な電解質の補給で対策を

血液中の電解質を一定に保つために、抗利尿ホルモン(バソプレシン)が分泌されると、体内の水分が増えて尿量が減ります。

腎臓は血圧を上げて無理やり流そうとします。この時、血圧を上げるホルモン(レニン)を分泌して、アンジオテンシンⅡとして脳下垂体に伝達します。

■ 降圧剤が必要な時もあります。

糸球体から分泌されるレニンが高血圧の直接の原因になります。そのため降圧剤としてアンジオテンシン転換酵素の阻害や、アンジオテンシンⅡの受容体を拮抗(ブロック)する薬が使われています。

◇ 腎臓の再生医療の実用化は?

ヒトの体の中で自己再生能力がある臓器といえば、今のところ、肝臓の一部と皮膚、血管くらいでしょう。再生医療では実用段階にあるものが歯根と歯、角膜や網膜、最近では肝臓が3Dプリンターで作成に成功しています。

■ 透析中の人は治験に申し込みを

再生医療の中でも難しいといわれている腎臓ですが、現在のところ糸球体の再生が可能で、尿を作り出すまでのレベルになっています。遅くとも2019年までには肝臓や腎臓、肺、大脳、小脳、下垂体、副甲状腺、副腎の臨床段階に入るようです。

再生医療としての腎機能の改善は特に急がれているので、数年先の実用化が見込めるかもしれません。現在、透析中であれば治験に申し込んでおきましょう。透析の生活から解放される可能性は高いです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサードリンク







関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

お役に立てたらいいね!

ページ上部へ戻る