悪玉コレステロール値を下げる食事療法 | 家庭医学の知識大百科「ヘルスカレッジ」~家族を大病から守るためのサイト~

悪玉コレステロール値を下げる食事療法

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LDLコレステロール値がちょっと高くて気になる人は中性脂肪を減らしましょう。中性脂肪を減らすためには最初の手段として生活習慣の見直しです。といっても、それは言われたくないという人が多数派という予測はできますので、摂取している脂肪酸を減らす、または、凝固点の低いオレイン酸を多く含んだオリーブオイルなどを食用油にするのが無難です。

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ーLDLコレステロールとは何?ー

LDLの中に含まれているコレステロールは、全身の細胞の細胞膜形成に使用されて柔軟性のある強い膜にしています。余ったコレステロールは肝臓から胆汁酸として排泄されますが、小腸で吸収されて肝臓に再循環されます。LDLは酸化されない限り動脈硬化も動脈壁に溜まってプラークを作ることもありません。抗酸化剤として水溶性のビタミンCと脂溶性のビタミンEを食事から十分に摂取することができれば、血管の病気を防ぐことができるということになります。

LDLとはコレステロールと中性脂肪を含んだカプセルのようなもので、その中のコレステロール量は一定ではないため、ほとんどの血液検査では、LDLコレステロール値は計算式で求められたもになり、実測値ではなく推定値となっています。

LDL-C=TC ー HDL-C -(TG/5) 400≧TG(中性脂肪)

中性脂肪が多いとHDL値は下がり、LDL値は上がります。DHAで中性脂肪値を下げてもLDL値が上がるため、不足している部分に限定的に作用するのがDHAということです。

ーコレステロールの分類ー

肝臓ではリポ蛋白が産生されており、比重の違いによって、カイロミクロン、VLDL(超低比重リポ蛋白)、IDL(中比重リポ蛋白)、LDL(低比重リポ蛋白)、HDL(高比重リポ蛋白)に分類されます。これらの全てがリポ蛋白とリン脂質で出来た膜の中に収納されると考えるとわかりやすいです。

食事で取り込んだ中性脂肪やコレステロールはカイロミクロンという大きな塊になり、その中には中性脂肪が90%とコレステロールが含まれています。カイロミクロン自体はリポ蛋白とリン脂質で出来た膜に覆われています。

ーコレステロールの性質ー

VLDLは主成分が中性脂肪60%とコレステロール15%から成り、筋肉のVLDL受容体に取り込まれて筋肉のエネルギー源となりますが、余った中性脂肪は脂肪組織に蓄えられます。インスリン抵抗性の高い糖尿病ではVLDLに含まれる中性脂肪の分解が低下する

LDLはコレステロール45%、中性脂肪10%であり、全身の臓器や組織を構成している細胞膜の原料になる血清中の総コレステロールの65%はLDLに含まれています。このLDLは酸化しやすいため動脈壁に溜って動脈硬化を起こす原因になります。

すでに溜まっているLDLコレステロールの絶対量を減らすとすれば、本態性低LDLコレステロール血症の治療と同じですが、下げる必要があるのかどうかという問題が先になります。

ー超悪玉コレステロールー

レムナントの中でもVLDLレムナントは血管壁の受容体から血管壁に入り込みコレステロールが溜まることになります。そして面倒なのがこいつで、「レムナント様リポ蛋白コレステロール ”RLP-C” 」が血液中に溜まると動脈硬化の促進、血小板凝集の促進、血液の粘度を上げて血栓が形成されやすくなります。

”RLP-C” 自体が粘性を持っているため、血液はドロドロになります。血液内の水分調整は追いつきません。これは測定可能であるため、血液ドロドロが気になる人はこの検査を受けることをお薦めします。

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