元気な子供に多いペルテス病とは?

hiza

ペルテス病とは主に4歳~8歳の子供に起きる大腿骨上部の壊死のことであり、元気に走り回る男の子に圧倒的に多い病気です。早期治療により数年で壊死した部分が再生されて元の健康な状態に戻りますが、本人が痛みを訴えないこともあり、痛みが出ても患部以外であるため、誤診によって後遺症を残す事があります。

スポンサードリンク



◇ 膝関節の痛みから始まるペルテス病

4~8歳の子供に頻発しますが1~10歳の間に起こる可能性があります。大腿骨上部の壊死が直接の原因であるにもかかわらず、自覚症状がないまま病気が進行していくと後遺症を残すことがあるので、周りの者の観察と早めの治療を必要とします。

ぺルテス病は、元気に走り回る男の子に多い症状で、何度も転んで足をぶつけているうちにいつの間にか発症することがあります。最初の内は痛みが気にならない程度なので、本人や親は単なる打ち身と思って診察を受けないものです。

自覚症状としては、症状のある方の足が動かしにくく感じたり、ひざ関節の痛みや足首の痛みなどを感じるようになり、痛みも次第に強くなります。この病気の場合は他覚症状が病気の診断には欠かせないものです。足を引きずって歩くような跛行が長い間続くと、最初は打ち身か捻挫程度に考えていた親も心配になって病院に連れていきます。

◇ 整形外科で診察を受けると・・・

診察を受けても本人はひざや足首の痛みを訴えるため、医師の誤診を招きやすい病気で、ひざのX線検査で異常がないことを確認すれば湿布を出されて、「はい、いいですよ」という診察終わりましたサインが出されます。ちなみに「お引き取りください」というのは診療拒否しますサインなので、次回は受付自体を拒否されます。

ともかく、何がいいのか分からないまま帰宅して、湿布を貼っても一向に症状の改善が見られません。セカンドオピニオン的に他の整形外科で検査を受けたときに「膝関節以外の原因はほぼ100%ありません。」と断言された場合は、手術の後に数年間のリハビリを経て後遺症が残るという最悪の一途を辿ります。

整形外科の医師は何でもパーセンテージで表現します。「100%治りません」または、「治る可能性は0%です」という表現です。治る可能性が高くても50%程度に低く見積もるのが一般的です。

整形外科の医師は午前中に診察を行って午後に手術というパターンが多いので、手術を希望する患者が多いと「100%治りません」という表現をします。これには手術をしたくないという意味が込められているように思えます。手術の合間に急患の診察をする時はさらに断定的になります。

このように医師が治癒に向けた努力をしない場合、法的には債務不履行とみなされて医師の責任問題になります。医療過誤と異なり患者側が証明する必要はなく、医師が出来る限りの努力をしたという証拠を提出する義務があるので、患者が有利になるという法制度の一部です。

◇ ペルテス病の症状を全て伝えましょう

ペルテス病の症状は膝の痛みですが、膝に異常がないと診断されるとそれを強調してもほとんど意味がありません。初期の頃から悪い方の足を引きずるように歩くのがペルテス病特有の症状であり、骨盤を前に出すように歩くのが特徴です。

こういう時はネットの医療情報が役に立ちます。ペルテス病の症状と同じであれば、「ペルテス病ではないのですか?」と医師に伝えると、早期であれば大腿骨上部の滑膜炎や組織の壊死、周囲の腫れなどが見られますが、単純X線撮影では発見されにくいので、MRI検査では壊死部分がはっきり写るので診断も簡単です。

治療を行わない限り、何年たっても足を引きずって歩くことが続きます。我慢できないほどの痛みが出ることがあり、横になっていても足が痛むようになります。この場合は成人しても変形性股関節症の原因にもなります。

◇ 手術、または装具着用の選択

発病した後、診断が確定するまでに数か月経過すると、治療法を選択する必要が出てきます。経過観察を行いながら関節の状態を確認して方向性を決めていくという支持療法に近いものもありますが、週に1回の頻度で長期的に通院を続ける事になります。

装具を着用すると歩きやすい状態になるので、理学療法を受けることで徐々に良くなっていきますが、完治までに時間がかかり成長するにつれて装具を作り直す必要もあります。この場合、1、2カ月の入院で済みます。

5歳以上の場合は手術の適応になりますが、いきなり手術を行うことはなく、牽引で2週間ほど様子を見ながらMRIで足の状態が良くなれば退院もあり得ます。状態が悪化すれば手術になり、手術後1週間の入院の後は車いすの生活が続きます。そして1カ月後の再入院でギプスの切断というのが一般的なスケジュールです。

手術から半年ほど経過すると壊死した部分が吸収されて新しい骨に入れ替わります。そして松葉づえの生活が終わり、自力で歩行をすることが可能になります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサードリンク







関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

お役に立てたらいいね!

ページ上部へ戻る