ローカーボという緩やかな糖質制限

yasai

ゆるやかな糖質ダイエットとしてローカーボ(低炭水化物食)とエネルギー代謝の必要性が提唱されています。誰が提唱したかといえば、アメリカの医師が「ダイエットのために炭水化物を制限すべき」というもっともらしい理屈がダイエット好きのアメリカ人の中で爆発的な人気を呼び、日本ではダイエット以外にも生活習慣病・糖尿病の改善の方法として合理的であり、普及が始まっています。

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◇ そもそも体に悪い食べ物とは?

Low Carbohydrates Diet(低炭水化物食ダイエット)として日本に上陸してきたときには、ダイエットよりも糖尿病対策として「ロカボ」と言われていましたが、最近では「ローカーボ」が定着したようです。

過去には低脂肪のローファット(Low fat)が一時期ダイエットに向いていると言われて、特に低脂肪乳やローカロリーの表示のある乳製品や、コレステロールを減らした食用油がトクホ扱いになったり、中性脂肪の原因になるものが避けられる傾向にありました。

確かに凝固点の低い食用油だけは体に溜まりやすく、肝臓で中性脂肪に代謝されて脂質異常症の原因になります。凝固点が高い油では体内で液体のままなので、溜まりにくいという性質はあります。オリーブオイルに含まれるオレイン酸は体温で凝固することがないので排出されやすく、地中海食などはオリーブオイルかけ放題でも逆に痩せるということで最近見直されてきたダイエットフードです。

オリーブオイルは例外としても、他の食用油やコレステロール、脂肪分を多く含むものは摂り過ぎると脂質異常症の原因になり、生活習慣病の発病につながります。

◇ ローカーボ 低炭水化物食のすすめ

そこで、最近では主流の低炭水化物食のローカーボを摂っていれば、生活習慣病や肥満を防ぐことが出来るというわけで、日本人の主食の炭水化物をできるだけ摂らず代謝を基準に考えた場合に合理的な方法であり、ダイエットや生活習慣病、糖尿病の予防・改善につながります。

ちなみに、Low Carbohydrate(ローカーボハイドレート)の意味が何かというと、

Carbohydrate [可算名詞]
1.【化学】炭水化物、含水炭素
2.[通例複数形で] 炭水化物を多く含んだ食品 [ 研究社 新英和辞典 ]

というわけで、低炭水化物食を食べよう!ではなくて、炭水化物に含まれる糖質を1食あたり20g以下に抑えようというものです。過去のような「植物油(脂肪酸)は使わない」、「コレステロールを控える」、「極端なカロリー制限・アルコール制限」という窮屈な制限を行わないために、長続きできる方法として提唱されているものです。

◇ 代謝できなければ食べない!

炭水化物を摂ると糖に代謝されるのが早く、筋肉を使用して消費しない限り脂肪細胞として蓄積していきます。そしてインスリンが効きにくくなるので、炭水化物は糖尿病にとっては危険物です。さらに糖分を摂るとダイレクトに脂肪細胞に溜まっていきます。

食べた炭水化物のカロリー以上の運動が必要になるので、1日の炭水化物摂取量を20~50グラム程度に減らして、三大栄養素のでは脂質やタンパク質を中心に摂ります。(炭水化物―食物繊維=糖質)要するに、糖に代謝されるのが早い炭水化物だけはできるだけ減らしてしまおう、という「緩やかな炭水化物制限」がローカーボというものです。

1日の総カロリーは炭水化物を減らした分だけ減らします。食事のカロリーより代謝が上回っていれば脂肪細胞が増える事もなく、無理のない糖質制限として代謝を考えた上で合理的なダイエット・生活習慣病・糖尿病対策になっています。

また、炭水化物を摂り過ぎると、一部の消化酵素(ラクターゼ)の不足が原因で、加齢に伴って次第に代謝できる量が減少していきます。ほとんど代謝できなくなると炭水化物不耐症といわれるものになり、エネルギー源としてケトン体が使われます。血液が酸性に傾くケトアシドーシスの危険が高まり、昏睡に陥ることも考えられます。炭水化物は現代人の食生活に必要な栄養素なのか、疑問に感じます。

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