耳の中で聞こえる音は耳鳴り? 耳の中の異音の原因とは?

byouin2

耳鳴りとは、その大半が内耳から聴覚中枢(脳)の間で起こります。高音の耳鳴りが持続するとストレスを感じる度に音量が上がり、精神状態に悪影響を及ぼします。

それとは少し異なるものの、明らかに外耳道と鼓膜の間で音が聞こえることがあります。その音の種類と原因、可能な対策とは?

スポンサードリンク



片方の耳でガサガサという音がする原因とは?

耳の中でガサガサという音が違う音に変わったり、片方の外耳で何かが動いている音が聞こえると、物理的な感触と違和感を覚えます。人は原因のわからない音に対して不安感が異常に大きくなる傾向にあり、ストレスを感じると聴覚過敏を伴って音量が大きくなります。

照明を当てると虫がいないことが確認できますが、稀に虫が奥の方に入っていると見えにくい事もありますが、照明に誘われて出てくる場合もあります。

虫が入っていない場合でも、乾いた耳垢や短い髪の毛が外耳に入ると、わずかに移動する度に虫と同じような大きな音がします。自宅でできる簡単な対処法として、髪の毛が入っていたり耳垢が乾燥している場合は、ライト付きの耳垢用ピンセットで取ることは可能です。

ただし、耳垢が鼓膜に付着している場合は完全に取ることは難しく、鼓膜を傷つける事も考えられます。念のために耳鼻咽喉科で取ってもらうのが無難です。

片耳からポコポコという音がする原因とは?

人によって音の表現は異なりますが、この場合に耳の中でポコポコと音がするのは、主に内耳のリンパ液が出す音であり、中耳に漏れ出すときの音です。

耳と鼻に繋がっている耳管と中耳は空気で満たされていますが、特に内リンパ水腫を引き起こすメニエール病などでリンパ液の圧力が高まると、内耳からリンパ液が漏れて内耳に接触している耳小骨に伝導して音が聞こえます。

他に、耳管が狭くなって耳抜きができなくなる耳管狭窄症が考えられます。鼻をつまんで鼻から息を出すという気圧調整の耳抜きをすると、ポコポコと耳の中で音がしますが、筋肉の攣縮や中耳から外耳への耳垂れの音も同じような音がします。

中耳炎などが原因で耳管内に膿やリンパ液が溜まるとボコボコという音になります。耳抜きで一時的に音が消える場合、急な対処が必要とは限らない場合もあります。

自分の声や呼吸音がうるさく聞こえる原因とは?

自分の声がうるさく響いて聞こえる「自声強調」の場合、自分の声がこもって聞こえたり、妙に響くことがあります。耳管が開いたままになる耳管開放症や、外耳道の異物が鼓膜を刺激したときに起こります。

耳管開放症になると、自分の鼻呼吸の呼吸音がダイレクトに耳に伝わるので、呼吸をするたびに耳障りな音が聞こえます。この症状を呼吸音聴取ともいいますが、聴診器で呼吸音を聞くことを呼吸音聴取と言うので、この症状名はあまり使いません。

耳管開放症は風邪を引いたあとに起こりやすく、ダイエットや急な体重減少があると、耳管周辺の脂肪細胞が減少して耳管が開いたままになります。頭を下に傾けると音が小さくなるので耳管開放症とわかります。自宅でもできる生理的食塩水の点鼻や漢方薬による治療に効果があります。

ドクドク・シーン・キーンという継続音

色々な表現があるものですが、ドクドク、シーン、キーンという音は耳鳴りの音で、内耳の上を通っている血管内側の内膜と血液の摩擦音が拍動性の耳鳴りとして聞こえます。

自律神経の乱れが原因と勘違いしている人は多いようですが、拍動性耳鳴りや、発作的に起きる耳鳴り、音量が変わる耳鳴りなど、耳鳴りと自律神経は関係ありません。ただ、耳鳴りが原因の身体症状は自律神経の影響を受けます。

耳の中で聞こえる音が耳鳴りとは限らない

耳鳴りは内耳から脳までの聴覚器官(感音系)に起こる症状なので、外耳道で聞こえる音は耳鳴りではありません。片耳で聞こえる断続的な異音の原因が分からない場合は耳鼻科や内科を受診してください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサードリンク







関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

お役に立てたらいいね!

ページ上部へ戻る