めまいと吐き気を引き起こす病気一覧 

めまい

めまいが急に始まったとき、漠然とした不安を抱えながら症状が治るまで待つ人がいるかもしれません。めまいがあると病院に行くのも億劫になりますが、症状に慣れてしまう事が最も危険です。

めまいの症状から原因と治療法を探しながら、後遺症や合併症を増やさないためにも早めの受診が必要になります。

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めまいと吐き気の原因になる病気

通常、めまいがあると吐き気も同時に起こり、めまいがひどい場合は激しい嘔吐を繰り返すことがあります。そのような状態になるとストレスが溜まり他の身体症状が増えてきますので、早めの改善対策が必要になります。

めまいの症状を種類別に分類すると、内耳が原因になる「末梢性めまい」と脳が原因になる「中枢性めまい」に分類されます。

・末梢性めまい…メニエール病、良性発作性頭位めまい症、小児良性発作性めまい、遅発性内リンパ水腫、前庭神経炎など。

・中枢性めまい…立ちくらみ、頸性めまい、神経血管圧迫症候群、脳梗塞、脳出血、脳挫傷など。

他にも多数ありますが、これらのめまいの原因になる疾患や症候群について、以下で簡単に説明しています。

末梢性めまいを起こす病気の症状と概要

良性発作性頭位めまい症

頭の回転運動を知覚する三半規管に前庭から耳石が流れ込むと、回転性のめまいを繰り返します。頭部を動かすたびに酷いめまいと吐き気が起こり、持続時間は1分以内と短いのが特徴で、耳鳴りや難聴を伴う事は滅多にありません。

エストロゲンやプロゲステロンの分泌が急に減少する更年期の女性に多く、女性ホルモンの補充や、カルシウム・ビタミンDの摂取で予防可能です。

小児良性発作性めまい

10歳以下の子供に多い病気で、めまいやふらつきなどの症状を繰り返します。内耳の異常は少なく、片頭痛が原因と言われている病気。多くの原因が考えられますが、メニエール病などの一般的なものから難病まで、消去法で他の疾患の可能性を排除していくスクリーニングが欠かせない小児性周期性症候群に分類された病気の一つ。成長するにつれて、めまい、ふらつきが改善されて治癒に至ります。

遅発性内リンパ水腫

聴覚の障害が重い高度難聴を発症したのち、約数年後~数十年後に内リンパ水腫によるめまいと吐き気が出てくるタイプ。メニエール病や前庭神経炎などは、めまいが先に起こりますが、他の内耳疾患とは逆の経緯をたどり、めまいと吐き気、ふらつきが慢性的に悪化していくという特徴をもつ後天性の指定難病です。

前庭神経炎

内耳の前庭神経がヘルペスウイルスに感染したときの炎症性疾患。激しい回転性のめまいと吐き気、嘔吐が数日続きます。感染症状がなくなれば、めまい・吐き気の症状が次第に治まっていきます。

約半数の人が6カ月以上にわたってふらつきが残ります。ステロイドで症状は軽減されますが、最も回転性めまいの酷い病気です。

中枢性めまいを起こす病気の症状と概要

中枢性めまいに分類される、立ちくらみ・眼前暗黒感、神経血管圧迫症候群(椎骨脳底動脈循環不全・頸性めまい)、脳梗塞・脳出血、脳挫傷などがあります。

立ちくらみ・眼前暗黒感

寝起きや座った状態から立ち上がった時に起きる瞬間的な血圧低下を、起立性低血圧といい、単に血圧の変化を意味しています。脳の血液循環不良が原因となり、めまい、ふらつきを伴った立ちくらみや、目の前が暗くなる眼前暗黒感が起こります。寝起きは一度座って再び横になり立ち上がるという動作で立ちくらみを予防、改善が可能です。

神経血管圧迫症候群

この症候群は、頸性めまい、椎骨脳底動脈循環不全、頸部の交感神経圧迫などの症状・疾患を含み、頸部の骨格筋や血管、頸動脈、椎骨動脈の血管圧迫による血行不良で起きる失神発作、吐き気、めまいの原因になります。

椎骨動脈の圧迫は頭を後ろにそらすと起きやすく、前に倒すと症状が一時的に改善します。小脳と内耳に向かっている血管なので、運動失調を起こしてふらつくのが特徴です。神経圧迫により自律神経の圧迫なども起こります。市販のアスピリンなどの抗凝固剤で予防や改善が期待できます。

脳梗塞・脳出血・脳挫傷

脳梗塞、脳出血は頸部動脈の血行に影響を与える場合があります。めまいの原因になる脳の部分は小脳と間脳のめまい中枢なので、めまいの症状があれば、出血場所や梗塞が起きている部分の見当がつきます。

麻痺や痺れなどの神経障害や頭痛があれば、他の場所で出血や梗塞が併発していることを示唆します。また、正面からの衝撃を受けた脳挫傷の場合は反対側の小脳にダメージを受けて、激しい吐き気・ふらつき・めまいの原因になります。

さいごに

めまいを引き起こす内耳性疾患の多くは、簡単な方法で予防や改善が可能です。ストレスや自律神経を基準に考えると対策は難しいものです。適度な睡眠がめまいを引き起こす全てのストレス性疾患・自己免疫性疾患の予防策として有効です。

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