慢性的な社会的ストレスが身体に与える影響 

hiza

長期的、慢性的なストレスが身体に与える影響として、職場や日常生活を送る上で心理ストレスや社会的ストレスは避けることができないものです。しかし、そのストレスがマイナスになるかプラスになるか?という違いが身体に与える影響は大きく異なります。

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心理的・社会的ストレスの身体的な影響とは

過労や睡眠不足の原因となる社会的ストレスには、職場で受ける慢性的な心理ストレスや環境ストレス、人間関係などが主な原因として考えられます。不況や失業はストレスになりますが、過労は相当の報酬を伴うため、人によっては心理ストレスを感じない場合もあります。

仮に、全くストレスを感じない生活を送っている場合は、ストレスに対して耐性が無い状態になり、必ずしもそれがプラスになるとは限りません。ほんのわずかのストレスを感じただけで精神的、身体的に悪影響を及ぼして、うつ病を発症する事があり、PTSDを含む全般性不安障害の原因になります。特に仕事中のうつ病発症が社会問題になっています。

適度なストレスと過度なストレス

適度なストレスは心身の恒常性を保ち発病を防止するために必要であり、ストレスによる防御反応は生体活性化を促し、恒常性は外的刺激から心身を防御しようとする心身の活性化は、ある程度メリットのあるストレスともいえます。

過剰なストレスや長期的なストレスはマイナス要因になり、精神的、身体的な不調を招きます。職場での過労が原因になれば、そのストレスは身体的不調を起こす予兆として睡眠障害を引き起こします。この場合の対処法としては睡眠さえ取れば身体的な障害を未然に防止できることが明らかになっています。

心身の危険信号でもある予兆を無視してストレス性疾患を発病すれば、不眠の解消や疲労回復を行ったとしても、一度発病したストレス性疾患は難治性であり、長期的な治療や入院が必要になります。

ストレスによる精神・身体反応と過剰反応

ヒトは危機的な状況に直面すると、ストレスを感じてストレスホルモン(コルチゾール)を分泌すると同時に、ドーパミンとアドレナリンが分泌されます。

ドーパミンとアドレナリンは交感神経を刺激するため、心拍数や血圧が上がり血液分布が変化します。一時的に必要のない消化器官や生殖器、感情に関係する大脳などの血液が減少して、必要な筋肉や脳幹の血流が増加します。この場合は一時的なストレス反応であり、身を守るための防御反応ともいえます。

しかし、ストレス反応が長期間にわたると、海馬が萎縮して記憶力の低下や心的外傷後ストレス症候群、うつ病を発症しやすくなり、ストレス対処能力が低下します。精神的ストレスは交感神経を刺激して長期的な体温上昇を招き、難治性で解熱剤が効かない「心因性発熱」の原因になり慢性的に倦怠感が続きます。

ストレスに対する人間の応答とは

大小を問わず常に外的ストレスにさらされている人間の対応能力には個人差があり、適度なストレスに対して生理活性を増して対応する者は健康増進につながり、対応できずに心身の不調を招き発病する者もいます。

ストレスとなる刺激に対して、すでに経験している場合は対処能力が高く、特定のストレッサーを経験していないストレスフリーの生活を送っている者であれば、ストレス性疾患を発症するという結論になります。

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