女性に少ない痛風の症状と治療全般

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痛風の発病は、性差では98%が男性であり、年齢層では40歳~50歳に多くなっています。最近では食生活の変化に伴って20代の男性でも痛風になることが増えてきました。大食いをしてカロリーを摂りすぎることや、アルコールの摂取量が多いことに加え、ハードな運動や筋トレを行っていると筋肉で尿酸が産生されるため、体質によっては尿酸の分解が遅れて痛風になることがあります。遺伝に加えて後天的な要因を含んでいるため生活習慣も関わってきます。

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ー尿酸値の男女の違いー

男性の尿酸の平均値は5.5mg/dlに対して女性は4mg/dlとなっています。女性はエストロゲンが尿酸の排出を促進させるため、尿酸の濃度も低めです。

血清尿酸値が7.0mg/dlを超えた状態が数年間続くと、痛風(高尿酸血症)の症状が出ることになり、痛風発作を経て慢性の痛風になりますが、それに至るまでに1.5mg/dlの余裕があります。

女性では3.0mg/dlの余地が残されているため、痛風にはなりにくくなっています。更年期を過ぎると男女の尿酸値の差がなくなるため、女性も遺伝的条件やストレスなどが関係するため、性差による発症率の違いは減っていきます。

ー高齢の女性に起きやすい症状ー

利尿剤を使用している女性の高齢者に痛風結節が起こりやすくなっています。通常は痛みがないため放置したり、その状態で無理をすることが多いので、痛風結節の場合は急に炎症を起こして激痛を引き起こすことになります。

高齢期の場合はエストロゲンの低下とともに糖尿病を発病する確率が高くなるために、高血圧と、糖尿病、痛風が重なることもあり、治療も困難になります。遺伝的要因の多いこれらの病気の素因がある場合はエストロゲン補充療法が先決かもしれません。肥満体質である場合は脂質異常症を伴って動脈硬化を起こしやすくなります。

足の親指の付け根あたりに、痛みとともに皮膚が赤みを帯びてきたらすぐに病院で治療を受けましょう。高血圧と高尿酸血症の合併症として治療を行うことになりますが、糖尿病を併発する可能性もありますので早めの処置が必要です。

ー痛風発症と一般的な治療法ー

足の指の痛みから始まることが70%以上といわれているため、その時点で既に高尿酸結晶が慢性化している場合もあります(急性の例外もあります)。その時点で、すでに尿酸値が7mg/dlを超えた状態が長期間にわたって経過していたことになります。

ストレスと食生活も原因や発症の一部となっているため、生活習慣の改善も含めて薬物治療を進めていくことになります。大量の水分摂取により尿量を増やすことも必要です。

関節炎の痛みに対してはNSAIDsの大量投与で疼痛が残る場合は更に追加。効果がない場合はステロイドの服用。痛風発作の予兆があればコルヒチンを使います。

ー高尿酸症(痛風)の一般的な治療薬ー

痛風発作が治まった後、2週間経過した頃から投与開始するものとして、尿酸排出低下型高尿酸血症の場合は、尿酸排泄促進剤として、ユリノーム(一般名:ベンズブロマリン)、ベネシッド(一般名:プロベネシド)が使われ、同時に尿をアルカリ化する製剤としてウラリットを使用します。

尿酸産生過剰型高尿酸血症や尿路結石・腎障害では尿酸生成抑制剤にはザイロック(一般名:アプリノール)、フェブリク(一般名:フェブキソスタット)を使います。混合型には両方の薬が処方されます。

合併症がなければ治療は簡単な病気とされていますので、早めに整形外科を受診しましょう。

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