B型肝炎の医療費助成や予防接種と副作用

yobousessyu

B型C型ともに強力なウィルス性感染症で、以前は感染経路が多かったため国内最大の感染症と言われています。基本的に血液感染のため、集団予防接種の際の注射針の使回しが感染源でしたが、現在ではそれも改善されたため母体からの感染が多くなっています。抗生物質が効かないだけでなく、抗生物質によって悪化を招くこともあるウィルス性の感染症のため根絶は難しく、インターフェロンなどによる治療に対して国による助成が行われています。治療だけでなく、予防も含めた肝炎ウィルス検査が自治体により行われています。

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ーB型肝炎の感染経路と症状ー

B型肝炎に対する治療では、自己負担上限額を1万円~2万円に設定していますが、予防に際して症状が全くない場合は自由診療になり、全身倦怠感や、食欲不振、嘔吐、または黄疸などの肝炎が疑われる場合は医療保険が適応されます。

感染経路として、ウィルス感染している血液の輸血、集団予防接種の際の注射器の使い回し、母体からの感染、性交渉、などの血液や粘膜を通して感染しますが、現在では適切な対策により、輸血の際でも感染することはなく、患者数も激減しています。

B型肝炎の症状として、感染後30%が急性肝炎や劇症肝炎などがありますが、急性肝炎は倦怠感や黄疸、発熱が主症状であり、通常は自然に治癒しますが、劇症肝炎の場合は致死率が高く50%を超えます。γ-GT(γ-GTP)が40,000を超えて生還した者も中には存在します。炎症により慢性肝炎になることもあり、突然、肝硬変や肝がんになるケースもあります。

劇症肝炎の場合に起こりやすい症状として、初期症状は急性肝炎と似ている肝性脳症という意識障害があり、こん睡状態に陥ります。肝性脳症を発症した時期によって予後が分かれます。

ーB型肝炎ワクチン接種と抗体検査ー

予防法としてB型肝炎ワクチンがあり、不活化ワクチンの注射により抗体を作る方法です。任意接種なので自費になっていますが、過去に受けていない人はワクチン接種を受けるようにという厚労省のガイドラインがあります。経年とともに抗体が徐々に減ってくるため、B型肝炎の抗体の検査を毎年受けて、不足してきたらワクチンを打つという人もいます。C型肝炎のワクチンはありません。

B型ウィルス肝炎の場合、血液検査ではALTが特異的に上がります。肝組織に多く分布している、ALT(アラニンアミノ酸転移酵素、GPT)が肝細胞破壊によってが高値を示し、肝炎や肝硬変ではAST(GOT)やALT(GPT)の極端な上昇が起きます。

B型ワクチンにより抗体が残っている場合は、一過性の感染症状で治癒するため慢性化することはありませんが、稀に急性肝炎を起こして劇症肝炎に至るケースもあります。

現在では母子感染が最も多いため、母子感染対策として予防を兼ねて母体の治療を同時に行うという手段を取っています。母体には抗原検査を行い陽性の場合は、乳児に免疫グロブリンの投与とB型肝炎ワクチンを接種しています。

ワクチンの副反応としては、全身の倦怠感や掻痒感、頭痛、高熱、けいれんなどがあり、接種後30分以内に副反応が急に出ることがあるので要注意です。

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