血糖値などが正常値でも糖尿病?

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糖尿病の判断基準として、空腹時血糖値、食後血糖値、ヘモグロビンA1c(HbA1c)の3種類がありますが、測定のタイミングによって糖尿病でも正常値を示すことがあります。1日の間の変動が大きい血糖値なので、把握は困難です。本人が気づかない特定の食品によって血糖値の上昇を抑えたり下げることがあれば、その逆もあります。インスリン感受性や抵抗性の影響も考えられます。その日の体調やストレスや過労によって変化することもあります。生活パターンによる変動や、空腹時血糖値だけの検査の不正確さによって正常と判断される場合があります。

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ーHbA1cが正常値でも糖尿病の謎ー

ヘモグロビンA1c値とは、ヘモグロビンに付着しているブドウ糖の濃度を測定することで、過去2か月間に変動した血糖値の平均値を知ることができます。単位は血液中のブドウ糖のmmol÷ヘモグロビンのmol数で表示されるため%表示です。2012年4月に国際基準値に変更することになり、正常値が6.1%未満から6.5%未満に変更されました。他にもグリコアルブミンやフルクトキサミンの場合は、過去2~4週間の平均値がわかります。

2014年の統計では、HbA1cは高くても低くても死亡リスクを上昇させるという結果もあります。死亡リスクはHbA1c5.4~5.6%のときに最小となり、5.0%以下6.4%以上では死亡率が上昇します。 6.4%では正常値の範囲内であっても、糖尿病として死亡する確率が上昇しています。

ー空腹時血糖値が正常でも糖尿病?ー

空腹時血糖値では、110mg/dLから126mg/dL未満が境界型で、下回ると正常、超えると糖尿病という判断基準がありますが、空腹時に正常でも経口ブドウ糖負荷試験では明らかな糖尿病の血糖値を示すタイプの45%が見逃されて糖尿病の治療が行われません。

健康診断では空腹時血糖値検査だけで判断されているため、後に判明することになる食後高血糖の場合は隠れ糖尿病と呼ばれています。健康診断で異常がないと判断された場合は、当人にとって病院に行く動機など何もなく、追加の検査を受けるためには自費扱いになるため病院に行くわけがありません。

特に2型の場合は10年以上糖尿病の発病が見逃されていることもあり、診断された時には慢性になっている例もあります。そこで、自覚症状に気づいて早めの発見が必要になります。1型の場合は急に糖尿病を発病するため初期症状を感じる間もなく一気に悪化します。

ー初期症状に気付いて早期治療をー

運動をしていないのに体重が減ってきたとか、のどの渇き、尿量の増加などである程度の判断はできるため、医療機関で症状を訴えれば保険適応になります。この3つの症状を医者に伝えれば初期症状と判断してもらえる可能性が高いので、何らかの合併症を気になっている場合は検査をおすすめします。

糖尿病では最も危険な合併症を防ぐために、早期発見、早期治療が必要です。糖尿病に縁がないと思っている人の場合はブドウ糖負荷試験は欠かせません。インスリン様化学物質を含む飲み物を摂取した場合も検査値に影響が出るため正常値を示す場合があります。尿糖の検査をしても、血糖値が180未満の場合は尿中に唐は排出されないため検出不可能です。他には血糖値は正常な場合でも、妊娠中に腎性尿糖になると尿糖が検出されます。

また、血圧に関しては、通常の正常値は140mmHg以下という基準がありますが、糖尿病の場合は125mmHg(自宅の場合)130mmHg(医療機関)以上が高血圧になります。

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