空腹時血糖値と食後血糖値の正常値範囲

tounyou

血糖値の正常値範囲に関しては、数値の細かい分類の仕方は患者の症状を見て、その統計上の数値かと思いますが、正常、正常高値、境界型糖尿病、糖尿病の4種類に分類されており、さらにヘモグロビンA1cの値が加わって、元々コントロールが難しい1型糖尿病の場合はさらにコントロールが難しくなったように思えます。インスリンの量だけでなく、その時の体調次第で低血糖にもなるという難しさ。食事が遅れたりエネルギー消費があった場合は低血糖の症状に注意しないといけないという糖尿病患者の現実があります。

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ーヘモグロビンA1cも指標に加わるー

糖尿病の患者の血糖値のコントロール範囲としても使われ、糖尿病かどうかの判断材料になっていた(HbA1c)の数値は2012年4月に、国際基準値に変更することになり、正常値が6.1%未満から6.5%未満に変更されました。6.5%以上の場合は糖尿病型と判定されることになります。数値が変更されたといっても、許容範囲が増えたわけではありません。

ヘモグロビンA1C(HbA1c)とは、一つの赤血球の中に大量に存在するヘモグロビンの量によって、自分が過去1~2ヶ月の間にどれだけブドウ糖と結び付いたかという平均値が判ります。

赤血球の寿命が120日程度なので、ヘモグロビンに付いたブドウ糖の量を量れば、赤血球が60日間の間に変動した血糖値の平均を知ることができます。今日生まれた赤血球が1日目として、最長で120日活動した赤血球が存在するため、それらの全ての赤血球の中のヘモグロビンのmol数で過去60日間の平均血糖値が算出されるというわけです。HbA1cの単位は(mmol/mol)なので%表示になっています。

ー空腹時血糖値の基準ー

空腹時の血糖値を計る時間としては、起床後から食事をとるまでの間、または食後3時間経過したときの血糖値を計ります。空腹時の血糖値は、100mg/dl 未満が正常値で、100~110mg/dl 未満が正常高値、110~125mg/dl 未満が境界型糖尿病、126mg/dl 以上の場合は糖尿病と診断されます。

年齢を重ねると次第に正常値の割合が減っていきますが、50代を境にして正常値の割合が80%台から60%台に下がっています。また、50代を境に男女の差が逆転して男性の方が好成績ということで、血糖値もエストロゲンが関係していることがわかります。126mg/dl を超えた場合にHbA1cも参考にしますが、ほとんどの場合は超えています。

ー食後血糖値の基準ー

食後の場合の血糖値は、140mg/dl 未満が正常値(正常高値含む)、140~200mg/dl 未満が境界型糖尿病、200mg/dl以上の場合は糖尿病と診断されます。NGSP A1C値は6.2%未満が正常値、6.5%以上が糖尿病となっており、その中間は検査推奨です。

※医療機関では静脈から採血をしますが、家庭では毛細血管から取るため、静脈よりも10~20mg/dl高くなります。

正常値であっても正常高値に含まれていたり、正常高値から境界型の間にいる人は今日から対策を始めましょう。低い方はどうなのか?という疑問はあまり出ないと思いますが、高血糖の治療中に低血糖になる場合が多いので、インスリンを使っていなければ心配の必要はないと思います。

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