急に肩が痛む場合の病気と治療

katanoitami

急性の肩の痛みとして考えられるものはいくつかありますが、単に肩だけに限定して痛みを引き起こす原因として、頸肩腕症候群から起きる筋肉の緊張性の肩の痛みがあり、これは単に肩こりと呼ばれているものです。腱鞘炎では肩の痛みが最も多く、肩の回転運動が原因になります。他にも五十肩や、年齢に関係なくスポーツの途中に起きる痛風発作などもあります。

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ー急に肩が痛む五十肩ー

肩の可動範囲が狭くなると五十肩が起こりやすくなります。肩を動かさなくても痛みがあり、肩や腕が上に上がらなくなることがあります。これは肩関節全体の疾患で、上に腕を上げるような動作が少ないようなデスクワークが多い場合や肩を使う運動をしない場合に起こります。

使わない部分に石灰化などが起きることで可動範囲が狭くなり、動きにくい方向に動かそうとすると痛みが出てきます。ほとんどの場合、急性期、慢性期を経て回復期に入り治癒しますが、可動域が完全に元の状態には戻らないこともあるため、回復期にリハビリをするのが望ましいとされています。

痛みが酷い場合は服薬や、肩関節にステロイドとリドカインの注射を行う場合もあります。また、肩関節に合成ヒアルロナンを注射すると痛みが軽減することもあります。

ー肩や腕の神経が痛む頸椎の疾患ー

頸椎の疾患が原因による神経の痛みでは、頸部脊柱管狭窄症や、頸椎椎間板ヘルニアによる神経の痛みが急に肩に出ることがあります。原因自体はゆっくり進行していく場合がほとんどですが、骨やヘルニアが次第に神経束に近づいて、神経に当たった瞬間に神経症状が現れて痛みが続くことになります。

そのあとに腕の痛みが出ることもありますが、生活に支障が出る場合は手術を選択することになるかもしれません。腰椎に比べて頸椎の手術はリスクが大きいので避ける医者が多くなっています。

といっても、放っておくと悪化するだけなので、何らかの対処が必要です。頸椎への神経ブロックや神経障害性疼痛の薬で痛みを抑える方法もありますが、神経の痛みを抑える薬を長期間服用するのはあまりお薦めできません。

ー頸肩腕症候群や腱鞘炎による痛みー

頸肩腕症候群があり、僧帽筋の緊張により肩の筋肉に症状が出たり、腕の痛みや頭痛を伴うこともあります。僧帽筋は骨格筋を持たない筋肉でどこにも固定されているわけではないので、つながっている筋肉のどれかが緊張すると意外なところに痛みを感じる場合が多くなっています。

ひどい痛みではない場合、ストレッチで治りますが、早めに治したい場合は僧帽筋にトリガーポイントがあるので、鍼でも麻酔でも簡単に治ります。

腱鞘炎の場合は、肩が最も多くなっています。原因の特定は困難であり、原因不明の場合もありますが、症状に対する処置を行うことは簡単です。原因となる疾患を特定できない限り治癒を期待することはできませんが、過度の運動が原因の場合は運動をやめれば自然治癒します。

ー稀な原因の肩の痛みー

痛風は高齢者特有の病気ではなく、遺伝的な要因があれば若年層でも起きるものです。過度の運動によって肩を酷使していると起こる場合もありますが、定期的な血液検査で尿酸値を把握しておけば痛風発作を防止することができます。

それぞれの症状によって治療法が異なってくるため、民間療法や鍼灸院、自己流のストレッチは危険な場合もあります。原因がわかっていない場合は民間療法が最も危険です。

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