ヘルパンギーナ感染で、冬に大人の喉が痛む稀なケース

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主にエンテロウィルスの感染症で、発熱を伴って口腔内に水疱性発疹が出来るのが特徴とされている急性の咽頭炎です。日本では6月に増え始めて10月に収束していくため、その他の時期ではほとんど見られません。接触感染や経口感染によって伝染します。感染が起きやすい年齢としては主に乳幼児で、5歳以下が90%を占めると言われていますが、免疫力の低下した大人が感染することもあります。

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ー大人の感染原因ー

水疱(ヘルペス)と喉の炎症(アンギーナ)の熟語、Herpanginaです。喉の炎症による水疱(ヘルパンギーナ)が語源ですね。エンテロウィルス属のコクサッキーA型ウィルスが原因となって、39℃~40℃の高熱が出て口腔内の扁桃や上あごなどの粘膜に水疱ができるのが特徴です。症状としては手足口病と似ていますが、手足口病は比較的熱が低く手足にも発疹が広がるので区別できますが、初期では区別が難しい感染症となっています。

夏に多いエンテロウィルス属(腸管ウィルス)の中には、ポリオウィルス(急性灰白隨炎・小児麻痺)やライノウィルス(鼻かぜウィルス)、コクサッキーウィルスA群・B群、エコーウィルス(髄膜炎)などがありますが、コクサッキーウィルスではA群、B群など、微妙に違う種類があって、ヘルパンギーナと手足口病の原因になっています。

感染経路は飛沫感染、接触感染、排泄物からの感染もあるため、マスクや手袋をしていないと大人も感染します。咳やくしゃみにも要注意ですが、特に子供の口をのぞき込んでる時に、飛沫感染、経口感染を起こしやすいので、そのあたりは注意とマスクなどの防御策が必要です。

潜伏期間は2日~5日と言われています。発病と同時に免疫力の低下した大人が感染するリスクがあります。子供が治癒して1~2週間はウィルスが排出されているとも言われ、4週間残っているという説もあります。(急性期は特に感染力が強くなっています)

うんちの処理をするお母さんは感染力が残る期間を長めに見ておく方がいいでしょう。使い捨ての手袋とマスクをお忘れなく! おむつ交換の時は飛沫が飛んでいないようで微量が飛んでいます。これが空気に乗って運ばれていくと他の子供の口に入ったりするわけです。

ー大人の感染症状と対処方法ー

親が二人とも39℃~40℃の高熱を出したら子供のような元気は出ません。大人は高熱により悪寒が全身に起こります。口の中の炎症による痛みと、喉の痛みに加えて嚥下痛もあり寝込むのが普通です。治療法はありませんが、二次感染の予防策として抗生物質と整腸剤は必要です。

下痢や吐き気があると脱水症状対策として経口の補水液を飲むことで電解質を正常値に保つことができます。大人の場合は解熱鎮痛剤は必要です。炎症がひどい場合はステロイドを持続的に使うと一時的に免疫力が上がります。

子供が細菌による二次感染を起こした場合は、その細菌感染の危険もあります。子供が入院した場合は耐性菌の感染も考えられるので、病院内に入る際には万全の注意と対策が必要です。

塩素系ガス(二酸化塩素)での空間除菌を行う商品は国民生活センターで明らかな有効性は確認されていないため、大手メーカーから院内の売店で販売されているものも含めて、有効性があるものは人体への毒性もあるという結論で、信頼できるものはないというのが現在のテスト結果になっています。

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