日本脳炎の予防接種と間隔、ワクチン接種の副作用など

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日本脳炎のウィルスを媒介するものとして、日本と東南アジアでは”コガタアカイエカなど”によるウィルス感染です。ウィルスを持つ豚が感染源になっているので、近くに養豚場があれば注意しましょう。家畜伝染病予防法によって豚が日本脳炎の監視の対象になっています。近くに養豚場がなければ感染の確率はほとんどありません。被害(かゆみ)を少なく食い止めるために、蚊に刺された時は血液を吸い終わるのをじっと待ってリリースしてあげましょう。ちなみに蚊は蟻酸を持っていないので中和できません。

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ー厚生労働省による日本脳炎の予防注射に関してー

厚生労働省の最新の情報では「2011年に9人が発症」という統計結果しか掲載されていませんが、日本脳炎の予防注射を行わなかった理由が公表されています。

(厚生労働省HPより)
「日本脳炎の予防接種後に重い病気になった事例があったため、平成17年度から平成21年度まで日本脳炎の予防接種のご案内を行いませんでした。その後新たなワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種を通常通り受けられるようになっています。このため、平成7~18年度に生まれた方は、平成17~21年度に日本脳炎の予防接種を受ける機会を逃していることがありますので、母子健康手帳などをご確認いただくとともに、今後、市町村からのご案内に沿って、接種を受けていただくようお願いします。」

しかし、その後の2012年に初回接種後の男児(10歳)が5分後に心肺停止状態になり、2時間半後に死亡。同時に3回目の接種をした妹には異常がありませんでした。その男児にとっては予防接種を受けなければ間違いなく生存していましたが、ワクチンの副反応により100%の致死率になったわけです。そして年間の死亡者数に含まれることになります。

ー予防注射が不足していた人に対する措置ー

平成7年4月2日~平成19年に生まれた人は、6か月~20歳未満の間であれば日本脳炎の予防注射を受けることができます。予防接種回数が不足している人は、「厚生労働省→健康・医療→日本脳炎→生まれた年毎の具体的な影響と対応」を参考にしてください。

「接種の標準的な接種スケジュールとして、1期接種(計3回行われ、3歳のときに6~28日の間隔をおいて2回、その後1年の間隔をおいて4歳の時に1回。2期接種の場合は、9歳の時に1回」という説明になっています。

ー日本脳炎の症状と副反応ー

感染の後に発症すると、パーキンソン病やけいれん、麻痺、精神障害など、治療方法が限られた病気に罹ることもあります。後遺症も残ります。接種直後の死亡例もあるため、発病の確率とワクチン接種のリスクを考えると、接種の必要性がどこにあるのか?という疑問も出てきます。

ワクチン接種は上腕の皮下に注射を行います。抗体が出来た箇所は赤みを帯びて腫れます。皮下注射により抗体を作る場合は、広範囲が赤くなり腫れは少なめです。新ワクチンの副反応・副作用が起きる確率は、発赤と腫れを除いて約45%です。

ワクチン接種による副反応として髄膜炎が起こる危険性は完全に否定できません。腫れや痛み、発赤、発熱、けいれんなどがあり、髄膜炎から脳圧の上昇が起きるため各種の神経症状が出てきます。意識が無くなることも稀にあるので、接種後30分間は医療機関に留まって様子を見る必要もあります。

ー日本脳炎の予防接種の必要性ー

感染者の約0.1~1%が発症して致死率は20%前後です。感染した場合は、0.02~0.2%の致死率になり、発症して生き残った半数に脳の障害が残るという統計結果もあります。多いと思われるかもしれませんが、国内での感染率は1年間で1億分の10以下です。日本脳炎を発症する確率は、多い年でも1年間で10億分の1~100億分の1になります。

2回の予防接種により発症を20%に抑えることができますが、100億分の1から80%減少するだけなので、副反応によるリスクの方が圧倒的に多くなります。仮に東南アジアなどの海外に行く場合は、虫よけスプレーや抗マラリア薬をあらかじめ投与しておくことで発病を防ぐことができます。どうしても万全を期したい慎重派の人は、日本脳炎の予防接種を6日の間隔を置いて2回の予防接種を受けるという手段もあります。

予防接種後に髄膜炎が増えたため、2005年5月30日から定期接種は積極的に行っていませんが、感染者は減少しています。日本の衛生環境から考えて「豚からコガタアカイエカを媒介」して感染すること自体減少しています。今世紀に入って約10年間の統計では、年間の感染者がひと桁をキープしています。

ー40年間感染者ゼロでも予防接種?-

感染者が確認された地域は九州と中国地方ですが、ヒトからヒトに感染することはないので、北海道では予防接種を実施していません。豚とヒトを媒介するコガタアカイエカが生息していない北海道では、過去40年間にわたって感染者がゼロです。東北地方も同じレベルです。

しかし、2016年から予防接種を無料で行うことを検討しています。日本全国の発症者が100億分の1であろうと、過去40年間感染者が皆無であっても、北海道医師会会長と北海道小児科医会の会長が道知事にワクチン接種の要望書を出したようです。

コガタアカイエカが生息していると仮定しても、蚊の生態として気温が15℃以下の場所では活動しません。製薬会社のワクチンの売り込みが影響しているとしか思えない行動で、無駄なワクチン接種が始まるのかもしれません。

2011年に副反応の少ないワクチンが開発・販売されました。製薬会社はワクチンの副反応があっても責任を負う義務がないということで、売り込みに必死になるのは理解できます。

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