水疱瘡の初期症状と子供の痒み対策 

akatya

ヘルペスウィルスに属する水痘ウィルスや帯状疱疹ウィルスの感染症で、一度罹ると抗体が残るために感染しても発症しませんが、抗体が消費されると再び発症する可能性が高くなります。9歳以下の子供が12月~7月にかけて感染することが多いと言われています。感染形態は飛沫感染、空気感染、接触感染などがあり、伝染性の強いウィルスです。

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ー感染経路と感染予防ー

ウィルスが小さく空気中を浮遊することもあるので、鼻腔や上気道の粘膜に感染します。屋内の同じ空間に一緒にいると、抗体を持っていない場合は必ず感染します。乳幼児は母親の免疫力を受け継いでいますが、抗体が少ないため生まれたばかりでも発症することがあります。

感染しても重症化することがないので、それほど神経質になる必要はありませんが、感染力の強さと痒みのひどさから、あまり感染したくない病気です。ワクチン接種を受けていても何度か感染・発症する子供もいますが、予防接種を済ませていれば軽症で済みます。

また、感染者の発症前の症状として潜伏期に丘疹が見られるので判断できます。発症後72時間以内であれば、保菌者以外の家族が水痘の抗体を含む免疫グロブリンを注射することで、家庭内感染を防ぐことができます。保菌者は発症の2日前から全てのかさぶたが乾燥するまで感染力を持っています。

ー初期症状と早期治療ー

保育園や幼稚園での集団感染が多くなっており、感染すると約2週間の潜伏期間を経て症状が出る事もありますが、初期症状として、痒みのひどい発疹が最初に出ます。胸や背中、お腹などに発疹が増え始めて、1~2日で発疹が水疱に代わります。高熱が続くこともありますので、早期治療が必要な疾患になっています。化膿した場合は抗生物質の投与が必要になります。

ヘルペスウィルスの特効薬アシクロビルを服用すると発熱を抑えることができます。できるだけ早期投与が望ましいので静注が行われることもあり、発疹の拡大を防止することもできます。全身に発疹が出て3~4日ほど経過すると、最初に発疹が出た所から順に水疱が乾いて治っていきます。

発疹が少なく、水疱瘡かどうかわからないときは血液検査によって抗体があるかどうか、また過去に感染したことがあるかどうか?ということが判明します。

ー発熱やかゆみに対する治療ー

発熱が続く場合はNSAID(非ステロイド性消炎鎮痛剤)を避けて、アセトアミノフェンを服用しましょう。ステロイド服用中や、アトピー性皮膚炎、免疫不全症候群などの患者は重症化しやすいので適切な治療を受けましょう。

水疱を潰したり掻き過ぎて化膿に至ると治癒まで長引くだけでなく、跡が長期間にわたって残ることになるため、患部を冷やしたり、抗ヒスタミン剤などを服用して痒みを取ることも必要になります。

頭皮は目立たないからといって掻くとウィルスをまき散らして周りの者に感染させる可能性が高くなります。就寝中など、できるだけ患部に触れないような工夫が必要です。

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