リンゴ病の感染と子供の症状

akatya

伝染性紅斑ともいい、ヒトパルボウィルスB19の感染症で、ヒトだけに伝染して主に5~7歳の子供の間で流行します。限りないウィルス名を記憶する必要はありませんが、犬や猫にも見られる症状なのでペットを飼っている人は知っておいて損はないかもしれません。ヒトパルボウィルスの感染経路としては、呼吸をしたときの経口感染になるため飛沫感染になりますが、発疹の症状が出るまでに感染力を失うというのが特徴です。リンゴ病の診断をされた時には、隔離する必要がなくなります。

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ー潜伏期間と症状などー

潜伏期間は4日~14日程度で、初期症状は微熱や軽い全身性の倦怠感などがあり、症状は風邪と似ています。発症の数日後に頬が赤くなる伝染性紅斑が見られ、手足には薬疹のような左右対称の発疹が出るのが特徴です。中心が盛り上がった丘疹が現れると、その状態が5日から10日ほど続きます。りんごのような真っ赤な色になることは稀で、紅斑の色が薄い場合や出ないこともあります。

暑さや発熱などで悪化していくため、夏は室内で頭を冷やしながら日光に当たらないことが必要です。早期治療が必要なので、早めの小児科の受診をお薦めします。

リンゴ病は感染力が弱く、飛沫感染と接触感染があるため、幼稚園や保育園などでは集団感染を起こすことが稀にあります。感染した幼児の体を障るだけでも感染する危険があります。感染しても症状が出ないまま過ぎていって治癒することもあるので、発症前の初期症状に気付くこともなく周りの者を感染させます。

ー免疫をつけるための感染ー

腕や足、胴体、背中に発疹が出る事もあり、稀に手の甲や足の甲にも発疹が見られることもありますが、手のひらや足の裏には見られることはありません。こんな感じで、微熱と軽い症状で済むといっても、感染を免れる方がいいのか、感染して抗体を産生する方がいいのか親としては迷うところです。

成人する前に半数が免疫グロブリン(抗体)を持つことになりますが、残りの半数は感染すると重症化するため、子供のうちに感染する方がいいかもしれません。ただ、この場合は家族に妊婦がいないことが前提になります。

また、ストレスや発熱・暑さなどが原因で、発疹が悪化したり再発を繰り返すことがあるので、一度罹ったからといって安心することはできません。

ー子供の治療ー

発疹が出るまでに病院に行った場合は、風邪として通常の治療と投薬がされます。発疹が出ると抗ヒスタミン剤や消炎酵素剤が処方されます。ウィルスを特定することは可能ですが、他に疾患のない子供の場合はウィルスの特定まで行う意味がなく、一般的に治療の必要もありません。発疹が残っている時に熱い風呂に入ると血管拡張により痒みが出てくるので、感染させることはありませんが、避ける方が無難です。

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