自閉症スペクトラム障害(ASD)とは?

kokoro

自閉症は知的障害と似ている部分が多いため、明確に自閉症と確定する要素が曖昧になっています。そのため、自閉症スペクトラム障害(ASD)というアナログ的な分類になっています。自閉症スペクトラム障害には、自閉症・非定型自閉症・アスペルガー症候群・知的障害のない自閉症(高機能自閉症)を含んでいます。いずれにしても社会性障害があり、知能指数を判断基準に含まない症状を総称した分類のことを指します。

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ー困難な自閉症の分類ー

自閉症の広範囲にわたる分類が自閉症スペクトラム”Autistic Spectrum Disorder(s)” ですが、自閉症の障害と症状を指す場合もあるため、「自閉症スペクトラム(障害)」と言われ、逆に曖昧な言葉になっています。単数形が障害であって複数形が自閉症の特徴による分類になります。

学習障害(LD)向けの特別支援教育士という資格も設けられて特別支援教育の対象とされていますが、中には高校や大学、大学院まで進学する者もいます。子供の人権擁護の見地から考えて、障害の程度によって他の者と区別することを求める声や団体もあり、発達障害の多様な症状に区別することが困難になっているため、自閉症スペクトラムという分類が出てきました。

知的障害を含まない自閉症の場合は診断が難しかったため、知能に関係なくコミュニケーション障害のある者を含めて自閉症スペクトラム障害(ASD)と定義することで診断も簡単になり、誤診が減ることになります。ASD向けの自閉症スペクトラム支援士という資格を持った者により、ASDの支援の経験と実績を生かした支援を受けることができます。

ー自閉症スペクトラム障害の特徴ー

幼児の場合は、1歳から遅くとも3歳には発症する自閉症であるため、主に子供の症状の説明になります。自閉症と名の付くものに共通していますが、空気を読めない、人の顔や目を見ない、融通が利かない、コミュニケーション障害がある、などの症状があります。

”自閉症スペクトラムの診断基準としてローナ・ウィングらは以下の三つを上げている。
1.対人関係の形成が難しい「社会性の障害」
2.ことばの発達に遅れがある「言語コミュニケーションの障害」
3.想像力や柔軟性が乏しく、変化を嫌う「想像力の障害」
これを「三つ組の障害」と呼ぶ。”

※以上、” に囲まれた部分は、Wikipediaからの引用です。

基本的に相手が考えていることを類推しようとしません。会話に交わることを積極的にしないばかりでなく、相手の顔を見ることがないため、喜びや怒りなどの感情を全く理解しようとしません。自閉症の幼児に対して「目を合わせる」というトレーニングが行われています。相手の表情が判っても脳で処理できるかどうかという根本的な問題があるため、それが有効であるかどうかは不明です。

しかし、これらの症状を放置しておくと、いじめや虐待を受けることもあり、それがうつ病・不眠・過食症の発症につながることになります。自傷行為を行うこともあるため、子供の自閉症に対して行動療法は欠かせないものになっています。

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