自閉症の原因と症状

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自閉症は自閉性障害とも言われ、自閉症スペクトラム障害に分類されます。先天性の素因により1歳半以降に脳の発育障害を発症します。そして、2歳前から3歳までの間には自閉症特有の症状が出てきます。その頃に親が気付くことが多いため、病院を受診する時期が発病の後しばらく経過した頃ということになります。血液検査や画像診断では異常が見られないので、子供同士のコミュニケーションを図ったり言葉を話す時などに、子供の異常に気付くことがあります。

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ー自閉症の原因と診断ー

遺伝性要因のある先天的な脳の発育障害・機能障害なので、その程度の違いがあるとはいえ必ず発症する病気です。生活習慣や社会適応性などから引き起こすと思われがちですが、情操教育や環境・性格・生い立ちなど第三者の行為によるものは影響せず、後天的な精神的疾患などが関係するものではありません。

子供の成長の経過を見るのは親として嬉しいものです。順調に成長する自分の子供を見ていると、2歳の誕生日を過ぎたある日、急激に言語能力や知能の成長が停滞したようになり、それ以上の発達が見られなくなります。逆に覚えていた言葉を忘れたり話さなくなったり後退の様相を見せることもあるため、親が驚いて病院に連れていくというのが一般的です。

そして、生涯にわたって脳の発達障害がその子供の人生に影響することになります。落ち着きのなさが見られたり、聴覚・嗅覚・触覚などの感覚に対して異常な反応を起こすことで、具体的な症状名の診断が可能になることもあります。

ー自閉症特有の症状ー

自閉症スペクトラム障害の症状の一部として自閉症が含まれる場合もあり、基礎疾患として脳の発育障害がどの部分に起こるかということで症状が左右されます。自閉症と診断を受けても知的障害を伴わない場合もあり、高機能自閉症と呼ばれています。

反復行動が見られたりパターン化した行動などがあり、新しいものに興味を示さない傾向が強く出てきます。言葉や態度などにコミュニケーション障害が表れて、言葉を理解して情報処理をすることもなく適切な返事が出来ません。妙な発音や奇声を発することがあります。対人関係や社会性の障害として視線を合わせることを嫌がったり、積極的に対人関係を築くことができません。

上記の、パターン化した行動・言語処理能力の欠如・対人関係や社会性の障害・コミュニケーション能力障害などの症状が現れるのが自閉症特有の症状と言われています。また、他の疾患との区別にこれらの自閉症特有の症状が参考になります。しかし、後天的に発症した統合失調症であっても、そのほとんどを自閉症と診断されます。

ー期待できる治療法ー

自閉症の原因として遺伝的要素があることから、神経栄養因子に関係する遺伝子の異常により発症するという研究結果があります。将来的には、遺伝子タンパクの投与や阻害・遺伝子操作によって自閉症の発症を防ぐ可能性も出てきています。

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