アスペルガー症候群の特徴と、子供と大人の違い

kokoro

知的障害のない自閉症と言われています。かつては言語や知能の遅れがないので子供の内は親が気付くこともなかった病気です。現在ではその行動パターンが分析されて、幼児期の特徴からアスペルガー症候群と判明することが多くなってきました。そして大人になると、コミュニケーション能力の障害・パターン化した反復行動や集団に馴染めないなどの特徴がはっきり表れてきます。

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ー特有の能力を持つ自閉症ー

コミュニケーション能力に劣るという点では自閉症に分類されますが、驚異的な集中力を持ち合わせていたり、知識や記憶力が優れていたりします。スティーブン・スピルバーグなどの才能を持つ有名人に多い病気ですが、周りの空気が読めないため、大人の場合は職場などで適応障害を起こすこともあります。

自閉症と異なる点では、知能や言語能力において発達の遅れが見られないこと。パターン化した興味・関心の偏りなどがあり、集団に溶け込めないという難点があり、集団生活の中ではストレスをため込んでしまうため、何らかの対処が必要になります。

成人するとともに驚異的に優れた能力が劣ってくるため、子供の性格に影響しない環境に置いてあげて、その間に優れた部分を伸ばす必要があります。成人してもその部分は周りの者より優れているということになります。子供の場合は集団であっても、少人数の中で安心して力を伸ばしていくための気配りも必要になってきます。

ー逆に劣っている面ー

自閉症と共通する点では、コミュニケーション障害やパターン化した行動、社会性の障害などがあります。また、高機能自閉症や非定型自閉症と似ているところもありますが、子供の場合は、自閉症の部分以外では一部の能力の優秀さで大きく異なります。

非定型自閉症の中では、自閉症よりも言語の発達の遅れがなく、知能は平均以上であるという「アスペルガー症候群」の方が多くなっているのも特徴的です。しかし、成人すると一般成人よりも10倍程度の自殺率になると言われています。原因としては自分に向いている仕事が見つからないこと。職場では自閉症に合わせたスケジュールや、対人関係のない一人で作業ができる環境を探すことも大切な点です。

その性格上、何気ない一言や態度に激しく反応して傷つくことがあり、それが成人の場合は自殺に結びつくとも考えられます。

アスペルガー症候群の場合は、その集中力により興味を持つ情報を瞬間的に脳に取り込んだのち、全てを記憶することが出来ます。しかし、それは表面的な知識であって、実用的な何かに結びつくわけではないというのが困った点です。ただ単に一時的に「脳を使い過ぎている」だけにすぎず、その後に疲労感が出たり、睡眠を取りすぎるようになります。

ー治療の必要は?-

態度に変わった点があるのもアスペルガー症候群特有で、知的障害者のような妙な動きを見せることがあります。人の顔を見て話をするというのも困難なようで、それを強制すると大声を出したり妙な発作を起こしたりします。

アスペルガーの患者は基本的に自閉症に分類される障害を持った患者であるということです。脳の使い方が正常ではなく、発達障害と睡眠障害を持った患者であり、障害者としての治療の必要があります。

映画では「レインマン」という、ダスティン・ホフマンの演じるアスペルガー症候群の役がありましたが、まさにこの通りの症状を演じています。(サヴァン症候群との説もありますが、大きな違いはありません)

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